運動部デスク日誌

記念日に気分はどんより

2021/5/16

 国際家族デーにヨーグルトの日、それからストッキングの日。5月15日は何の日かと調べたら、いろんな記念日になっているようだ。ただ多くのサッカーファンにとっては「Jリーグの日」であろう。今から28年前のこの日、V川崎(現東京V)―横浜MのJリーグ開幕戦が旧国立競技場で華々しく行われ、日本サッカー界は大きな一歩を踏み出したのである。
 そんな記念すべき日ではあるが、どうも気分が晴れない。平年より約3週間も早く梅雨入りした空模様のように、サンフレッチェがどんよりとした空気に包まれたからである。またも攻撃が不発で、徳島に0―1の黒星。せっかく前節のG大阪戦で7試合ぶりの勝利を挙げたのに、勢いが続かない。
 同情すべき点はある。4月3日からほぼ週2試合のペースでこなす、超が付く過密日程の真っただ中。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場するわけでもないのに、この日程は酷である。戦術練習する余裕はないし、とにかくコンディション調整を優先しながら目の前の試合をこなすことで精いっぱいに違いない。
 こんな時こそ、戦術の引き出しをやりくりしながら乗り越えるべきだろう。城福体制になって4季目。過去の積み重ねがあれば、こんな苦境での戦い方の選択肢があるはず。しかし、そうしたチームとしての共通理解が見えず、個人頼みのサッカーが続いていることが残念である。(日野淳太朗)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

記事一覧