運動部デスク日誌

復活を目指す

2021/5/28

 広島に球音が戻ってきた。新型コロナウイルス禍に見舞われた広島東洋カープが27日に活動を再開。19日の巨人戦以来となる公式戦に臨んだ。「特例2021対象選手」として抹消されていた西川龍馬や松山竜平らが1軍登録される中、待ち望んでいた投手が今季初めて1軍に昇格した。2016〜18年のリーグ3連覇の絶対的守護神、中崎翔太だ。

 昨年の1軍登板はわずか6試合。右上腕部の手術も経験した。今季は体と向き合いながら着々と復活を目指してきた。ウエスタン・リーグで13試合に登板し、2勝1敗2セーブで防御率2・77。取材した担当記者によると、球速が戻ってきたとの印象をもったそうだ。本人も、フォームなどがいい時の感覚に近づいているという。

 1軍の抑えには新人ながら安定感抜群の栗林良吏が座る。現在は勝ちパターン継投に生きのいい若い投手が名を連ねる。ここに多くの修羅場をくぐり抜けてきた、実績十分の投手が加われば、より強固なブルペン陣になること間違いない。この日中崎の登板はなかった。ファンの誰もが願う背番号21の復活が、逆襲への足がかりになるかもしれない。(下手義樹) 


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