運動部デスク日誌

輝き放つ若ゴイに期待

2021/6/19

 カープの過去の新人選手企画を集めて、中国新聞セレクトで連載していた「球団70年を彩った男たち」が19日付で終了した。昨年の4月7日からスタートし、48年間の計350人を紹介してきた。中国新聞デジタルでバックナンバーを掲載しているので、読み逃した方はご覧いただきたい。

 過去記事をめくると、改めて時代が移り変わりを痛感する。「3年は2軍で力を付けて、それから1軍へ」。昭和から平成にかけての高卒ルーキーの所信表明はこんな感じだったと記憶する。2006年、斉藤悠葵が高卒1年目でプロ初登板初先発初勝利を挙げた時の衝撃は今でも忘れない。

 ところが、今どきの高卒ルーキーは「3年は…」なんて悠長なことは言わなくなった。13年の鈴木誠也あたりからだろうか。「1年目から1軍に」を目標とする選手が増えた。鈴木はもちろん、19年には小園海斗も1年目で1軍デビュー。今夜初勝利を挙げた玉村昇悟は2年目、林晃汰や羽月隆太郎は3年目だ。20歳前後の選手が、普通に1軍で力を発揮できる空気が今のカープにはあるのだろう。

 若さは可能性。可能性にファンは夢を買う。2軍には、1軍で見てみたいと思わせる選手がまだいる。今後の巻き返しはもちろん、さらなる新戦力の登場にも期待しながら、ペナントレースを追っていきたい。(小西晶)


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