運動部デスク日誌

カープ 「中5日」ローテ始まる

2021/8/20

 高校球児が長雨に泣かされている最中も、我らが赤ヘル軍団は順調に試合を消化している。リーグ戦再開から、京セラドーム、ナゴヤドームと屋根のある球場での6試合だった。非常に恵まれた日程ながら、結果は2勝4敗。34イニング無得点を記録するなど、雨空同様、すっきりいかないチーム状態が続いている。

 そこで、佐々岡監督が試みた一手が、「中5日」である。19日の中日戦に先発した大瀬良、20日のヤクルト戦に予告先発する九里がそう。先発投手が6人そろわない台所事情はもちろん、ともに「中5日」の登板を経験しており、適性を見ての判断でもあろう。

 佐々岡監督がどこまで「中5日ローテ」を考えているかは分からないが、この2投手以外も含めて考えているのなら、それ相応の覚悟がいる。嫌な記憶もよみがえってくる。8月から「中5日」で勝負に出たはいいが、9月に先発陣が息切れし、大失速したシーズンもある。スタミナを奪われる夏場だけに、リスクはゼロではない。

 ただ、「中6日」の安全策を貫いて、借金が返済できるか、という思いは当然ある。勝ったり負けたりではなく、勝利を連ねていくことしか勢いは生まれないことも事実だろう。佐々岡監督の決断に、投手陣がどれだけ応えるか。暑いマツダスタジアムでの九里の気概に注目する。(小西晶)


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