運動部デスク日誌

いざ10月決戦へ

2021/9/29

 「10月2試合のノルマは? 達成できなければ解任も」「次期監督は誰がふさわしいか」―。サッカー日本代表の森保監督を巡って、ネットメディアを中心にさまざまな意見が飛び交っている。以前から批判的な論調が多かったが、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で1勝1敗と出遅れ、風当たりは強まる一方である。

 そんな中で日本代表は10月7日にサウジアラビア、12日にオーストラリアと、いずれも2連勝発進したライバルと戦う。予選突破を考えれば最低でも1勝1分け、勝ち点4が必要だろう。一方で連敗すれば去就問題に発展しかねない、極めて重要な2試合となる。

 この2試合を戦うメンバーが28日発表された。攻撃面で期待される久保と古橋がけがで外れたが、大きなサプライズはなかった。森保監督の中では、中心となる戦力は固まっているのだろう。ほぼ同じメンバーで戦い、安定感、安心感があるとも言える。

 一方で最初の2試合を見る限り、調子が落ちている選手の起用にこだわるなど、やや閉塞感があった。だから今回は三苫や前田ら勢いのある選手を招集し、活性化するのも手だったのではないか。安定と競争。どちらかに偏ればチームづくりは難しくなる。森保監督も頭を悩ませているところだろう。

 とにもかくにも、10月の2試合で今後の代表の方向性が見えてくる。(日野淳太朗)

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