運動部デスク日誌

逆転CSへ…この巨人戦は石にかじりついてでも取らなくては

2021/10/16

 カープファンの皆さま、お待たせしました。いや、お待たせしすぎたのかもしれません。「コイの季節」であるゴールデンウイークに6連敗、コロナ禍に巻き込まれ、交流戦は大失速…。つらい思い出ばかりの2021年シーズンで、最後の最後にこんなドキドキする展開が待っていようとは。奇跡のクライマックス・シリーズ(CS)進出へ、広島は16日、3位巨人との最後の直接対決に臨む。

 15日のヤクルト―巨人(神宮)で、ヤクルトを全力応援したカープファンは多かったはずだ。巨人は逆転負けで9連敗。ゲーム差は4となった。残り試合は巨人が5で広島が9。もちろん、かなり厳しい状況であることに変わりはない。ただ、この3週間で10ゲーム縮まったことを思えば、諦めなければならない状況ではないだろう。

 過去には、こんなことも起きている。19年シーズンの広島と阪神だ。9月14日終了時点で、3位広島と4位阪神とのゲーム差は4・5あった。残り試合は広島が6で、阪神が10。今の巨人と広島との関係に酷似していることに気付いていただけるだろうか。結果は広島が1勝5敗、阪神が8勝2敗で阪神が逆転でCS進出を果たした。

 この夢を夢で終わらせないためには、16日の一戦を石にかじりついてでも取らなくてはならない。広島の先発は中5日で森下。東京五輪で日本中を熱くした右腕が、「メークドラマ」へと続く扉をこじ開けるか。(小西晶)


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