運動部デスク日誌

名乗りを挙げろ。「令和の怪物」候補

2021/10/20

 「平成の怪物」と呼ばれた西武の松坂大輔が、19日の日本ハム戦で現役最後のマウンドに上がった。甲子園で快投を演じた神奈川・横浜高時代に、プロ野球、米大リーグ…。数々の伝説をつくってきた。一つの時代の終わりを実感する。

 松坂に憧れ、松坂を目指してきた野球少年は多い。「松坂2世」と呼ばれる投手も現れるようになった。その一人が、岡山・創志学園高出身の楽天・高田萌生だ。

 高校時代の甲子園で取材した時、松坂への憧れを惜しみなく話していた。松坂の高校時代の投球の映像を何度も見て、フォームを研究したという。ゆったりとしたモーションから、しなるような腕の振りは、松坂そっくりだった。高校時代には最速152キロも計測した。

 2017年にドラフト5位で巨人に入団。18年のイースタン・リーグでは最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3冠に輝いた。20年途中にトレードで楽天に移籍。1軍では通算7試合に登板しているが、プロ初勝利はまだ達成していない。しかし、まだ23歳。最速も154キロにアップした。ブレークする可能性は十分にある。

 「平成の怪物」伝説は幕を閉じたが、高田を含め、生きのいい投手がどんどん「令和の怪物」候補として名乗りを挙げてほしいものだ。(下手義樹)


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

記事一覧