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【中国新聞データベース】公共図書館での導入進む

2017/6/26
図書館利用者(手前)から要望があった事柄の記事を検索するレファレンス窓口の職員(東広島市西条中央の市立中央図書館)

図書館利用者(手前)から要望があった事柄の記事を検索するレファレンス窓口の職員(東広島市西条中央の市立中央図書館)

 中国新聞の紙面掲載記事を収録したデータベース(DB)サービスの活用が広がっている。東広島市立中央図書館と広島県立図書館(広島市中区)は本年度、中国新聞社が日本経済新聞社(東京)と連携して提供する公共図書館向け記事データベースを新たに導入し、利用者や職員の調べ物のニーズに応じる。福山市の盈進(えいしん)中学校では、学校向けの教育データベースを利用して3年生が論文作成に励んでいる。

 ■東広島市立中央図書館/広島県立図書館 調べ物に素早く対応

 東広島市立図書館は、市内にある7館のうち規模が一番大きい中央図書館に記事データベースを設置した。利用者の要望に応じて、参考資料や情報を相談するレファレンス窓口で職員が検索して回答する。他の6館からの問い合わせにも中央図書館経由で対応している。

 「国の特別天然記念物オオサンショウウオについて書いた記事はないか」「過去の中国中学校駅伝の出場選手が知りたい」―。記事に関する相談を受けると、以前は書庫に保管している大量の新聞の中から根気よく見つけるしかなかった。

 中央図書館チーフの大島史成(ふみあき)さん(38)は「キーワードを入力すれば、調べたい内容の記事にピンポイントで素早くたどり着ける」とデータベースのメリットを語る。重宝しているのが、新聞の切り抜きイメージをPDFで読める機能だ。「読み慣れた紙面スタイルそのままなので、なじみやすい」

 広島県立図書館でも過去記事はこれまで、保管中の新聞やマイクロフィルムで探していた。データベース導入以降は、中国新聞記事に関する相談があれば職員がデータベース利用を紹介し、希望者にはパソコンで検索してもらっている。職員が調査のため新聞記事を調べる作業も、大幅にスピードアップした。

 データベースの問い合わせは、中国新聞社地域ビジネス局営業部☎082(236)2218。

 ■「調べる学習コンクール」開催

 東広島市立の7図書館は、所蔵の書籍や新聞を使った「調べる学習コンクール」を今年初めて実施する。調べたい事柄の資料探しに、記事データベースも利用できる。

 東広島市在住者か、市内の学校に通学している小学1年生以上が対象。8月1日の応募開始前に、調べ方やまとめ方のサポート会を7月2日(中学生以上)と同8日(小学生)に中央図書館で開く。

 コンクールやサポート会の詳細は中央図書館☎082(422)9449。

公共図書館向け記事データベースの主な収録内容

公共図書館向け記事データベースの主な収録内容

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