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中国新聞SELECT釣りコーナー(コラム「釣りのススメ」)

憧れの八里が瀬 連なる岩礁、高級魚生息

2017/11/25
イラスト・星出一真

イラスト・星出一真

 山口県の萩沖に浮かぶ見島を北上すると、釣り人憧れの通称「八里が瀬」がある。8里、つまり約30キロにわたって海底に岩礁が連なることからこう呼ばれる。

 天然の魚礁にはマグロ、ヒラマサ、ブリ、アコウ、ハタ、クエ、ヒラメ、アマダイと多彩な高級魚が生息する。天候に恵まれれば、かなりの確率で好釣果が期待できるため、私も毎年、仲間を誘って釣行する。

 ここでの釣りは決して難しくない。ビギナーでも十分楽しめる。水深50〜100メートルの海底まで、150グラム前後のジグかインチクを沈め、アクションを付けながら巻き上げるだけだ。多くの魚はルアーに豪快に食いつく。青物はそれから一気に走り、スリリングなやりとりが楽しめる。瀬ずれでラインが切れるのも、八里が瀬ならではの醍醐味(だいごみ)だ。

 私は八里が瀬釣行時、大物対応のヘビータックルと一般的なライトタックルを用意する。ビギナー用にレンタルもあり、道具がない人も安心だ。船長のアドバイス通りに釣りをしていると、魚の反応は必ずある。針掛かりしたら、慌てずさおの弾力を生かし、魚の引き味を楽しんでください。高級魚が次々と海面まで浮いてくる様子は圧巻。

 釣行すると、大きなクーラーはいつも満タンに。クエなどは、鮮魚店でお目にかかることがまずないし、料理店でもなかなか味わえない。これらを舟盛りにして味わえば、超ぜいたくな食卓になるはず。ぜひ一度挑戦を。(岩田節男・磯釣りクラブ会長=広島市南区)

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