運動部デスク日誌

注目

2020/6/29

 最近、悪い意味で「広島」に注目が集まっている。昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、地元選出の国会議員が逮捕され、首長や地方議員が現金を渡された、と次々と認めている。広島県民として、残念で、恥ずかしく、気分が悪い。

 しかし28日、一人の若者が広島県民の積もり積もったモヤモヤを吹き飛ばしてくれたことだろう。カープのルーキー森下だ。中日戦で九回途中3失点でプロ初勝利を挙げた。
 九回1死まで無失点。初勝利を完封で飾る、と多くのファンがわくわくしたことだろう。偉業は逃したが、実力は評判通りだった。しなやかなフォームから繰り出される150キロの速球、冷静沈着なマウンドさばき。プロ初マウンドとなった21日のDeNA戦でも7回無失点と抜群の安定感。「背番号18」を引き継いだ22歳から、カープの明るい未来を感じ取ることができる。
 チームも約3カ月遅れの開幕からの9試合で5勝3敗1分けと好スタートを切った。絶好調の4番鈴木に、再ブレークの予感漂う堂林…。攻撃陣も楽しみいっぱいだ。これからはいい意味で、「広島」が注目されること、間違いなし。
(下手義樹)
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