運動部デスク日誌

将来の中軸

2020/7/2

 広島東洋カープがまずまずのスタートダッシュを切った。新人森下や新戦力ピレラ、再ブレークの堂林とヒーローが日替わりで誕生している。そんな中、由宇でアピールしている2軍に目を向けてみた。

 1日のウエスタン・リーグの阪神戦。2年目の林が4打数4安打2打点、1本塁打の大当たり。開幕から全7試合で4番に座り、打率も3割4分6厘に上昇した。将来の中軸候補として首脳陣も大きな期待をかけているという。
 高校野球界の強豪、智弁和歌山高から入団。高校通算49本塁打の長打力が大きな魅力だ。林を高校時代に指導した名将、高嶋仁氏も「これまで、あそこまで飛ばす選手を見たことがない」と絶賛していた。
 ドラフトや契約の取材で何度か和歌山に出向いた。大きな体とは対照的に、温和な表情が印象的だった。父親から聞いた話では、実家の花農家を小学生の頃から手伝い、家で収穫した野菜を使って自分で料理するという一面も。純朴な好青年だ。
 映像や写真で見ると、体も顔つきもプロらしくなった。開幕が遅れた今季は連戦が多く、一人でも多くのフレッシュな戦力が求められる。今季、林の1軍デビューはあるのか。楽しみに待ちたい。
(下手義樹)

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