運動部デスク日誌

この道

2020/7/3

 この道はいつか来た道、ああ、そうだよ。あかしやの花が咲いてる〜。
 こんな書き出しの球炎をかつて何度か書いたが、運動部デスク日誌でこの歌を引用することになるとは思わなかった。この道とは2019年に歩んだ道。この野球は、4連覇を逃した昨季の野球である。
 昨年9月に朝刊に掲載した連載「散った4連覇」から、引用する。「ブルペン陣を確立できず、逃げ切り失敗が頻発した。(中略)一番の泣きどころは抑えだった」。このことを誰より認識していたのは佐々岡監督であったろう。だから、就任から一貫して、救援陣の強化を今季のテーマに掲げてきた。だが、思ったようには進まない。開幕わず11試合で厳しい現実を突きつけられた。
 「つなぐ打撃が見られなかった。(中略)外野フライや内野ゴロで得点できる場面での空振りが目立った。(中略)点に結びつける凡打が減った」。この総括も、そのまま今季の現状を映し出している。特にこのヤクルト2連戦では、思うように、走者を進められない場面が目立った。修正しなければ、今季もシーズンの敗因になりかねない。
 一つ確かなことは、この道を長く歩み続けるわけにはいかないということである。現有戦力で、どのように逃げ切りと攻撃の形を構築していくか。新監督にとっては、いきなり難しい舵取りを迫られることになる。(小西晶)
 7月は全文ご覧いただけます。

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