運動部デスク日誌

WEリーグ

2020/7/16

 広島の女子サッカー界にとって大きな転換点になることは間違いない。日本サッカー協会が来年9月の開幕を目指す日本初の女子プロリーグ「WE」リーグに、J1サンフレッチェ広島が参入する方向で準備を進めている。実現すれば広島のサッカー熱が一段と盛り上がるだろう。
 女子サッカーと言えば日本では近年、日本代表「なでしこジャパン」が人気をけん引してきた。2011年にワールドカップ優勝の快挙を達成した時には、波及効果で国内リーグの観客動員を伸ばした。しかし、その後は代表の低迷とともに人気が下火になっている。
 再び女子サッカー熱を高めるべく、プロ化を進める日本協会の狙いは理解できる。これまでの男子サッカーの歴史や地域バランスを考えれば、広島にプロチームがあってしかるべきだろう。その旗振り役がサンフレであるのも自然の流れである。
 そこで、一つ気になることがある。アンジュヴィオレ広島との関係だ。アンジュは結成から約9年、トップチームはもちろん、スクールを含めた育成組織を通じて地域のサッカー女子たちの受け皿となってきた。両者はプロリーグ発足決定の前から連携を模索してきたという。
 ただ、サンフレは単独でチームをつくる意向だといい、少なくともトップチームの連携はなさそうだ。育成組織もアンジュから引き継ぐのか、自前でつくるのか不透明という。アンジュが築いてきた実績と経験値は貴重である。それを生かさないのはもったいないと思う。(日野淳太朗)
7月は全文ご覧いただけます。

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