運動部デスク日誌

PEACE

2020/8/8

 ことしも、平和を願う夜がやってきた。7日、広島東洋カープ―阪神(マツダスタジアム)で「ピースナイター」があった。9日にはJ1サンフレッチェ広島が、エディオンスタジアム広島での湘南戦を「ピースマッチ」として開催する。被爆地広島のプロチームが、平和の尊さを発信している。
 広島ではすっかり定着した、とても意義深い取り組みだ。原爆が投下されて75年。広島では当たり前のことが、他の都道府県では当たり前ではない。自らの被爆体験を、大阪の小中学生たちに「平和学習」を通して語ってきた人が言っていた。「いまは、広島、長崎に原爆が投下された日を知らない子が多い」。私自身も、転勤などで他県で生活した時、8月6日の午前8時15分にサイレンが鳴らないことに、違和感を覚えたものだ。
 広島の人や出身者以外は、平和について考える機会は少ない。体験談を聞く場もそんなにない。せめて8月6日と8月9日だけでも、日本中が平和について考える日になってくれれば。カープとサンフレの取り組みは大きな発信力があり、平和の大切さを考えるきっかけを与えてくれると思う。
(下手義樹)

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