運動部デスク日誌

何の日?

2020/8/19

 8月18日、きょうは何の日? みなさん、ご存じですか。これを即座に答えられる方は、かなりの野球マニアかも。答えは「高校野球記念日」でした。
 1915年の8月18日、大阪の豊中球場で第1回の全国中学校優勝野球大会の開会式が行われたことにちなみ、こう呼ばれるようになった。当時は地区予選を勝ち抜いた10校が出場。広島は山陽地区で、広島一中(現国泰寺高)が出場した。第10回から甲子園球場で開催されるようになり、現在の全国高校野球選手権大会になったのは1948年からだ。
 例年、8月18日は夏の甲子園の期間中で、トーナメントの佳境を迎えている。しかし、ことしは新型コロナウイルスの影響で大会が中止。同じく中止となった春の選抜大会の出場校による交流試合が開催されたが、17日で終わった。ことしの「高校野球記念日」、聖地甲子園は、ひっそりとしていたことだろう。
 それでも、交流試合には多くの人が心を動かされたはずだ。個人的には、磐城(福島)の木村前監督が印象に残っている。選抜出場が決まったが中止となり、その春に異動で学校を離れた。それでも高野連などの計らいでノッカーとして帯同。試合前にかつての教え子にノックを打ったシーンには感動した。聖地で指揮する夢を、別の形でかなえたのだった。
 来年の「高校野球記念日」は、どんなドラマが待っているのだろう。
(下手義樹) 

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