運動部デスク日誌

ドラフラに追い風?

2020/9/4
チームに合流したエチェニケ

チームに合流したエチェニケ

 リーグの勢力図を大きく変える要因になるかもしれない。開幕が1カ月後に迫ったバスケットボール男子Bリーグ。新型コロナウイルスの影響で日本に入国できない外国人選手が、8月末の時点で全体の約6割の60人に上ることが明らかになった。このまま開幕すれば、戦力格差が生じることは避けられない。

 Bリーグでは1チームが登録できる外国人は3人で、同時にコートに立てるのは2人。背の高さがものをいう競技だけに、彼らへの依存度は高い。外国人の出来がチームの成績に直結すると言っても大げさではない。もし1人でも来日が間に合わないとなれば、死活問題である。

 現時点で入国できるのは在留資格を持つ再来日の外国人のみで、新外国人の入国時期は見通せないという。リーグは来日が開幕に間に合わないことを想定し、短期で別の選手と契約できる特別ルールをつくった。戦力維持への策だが、プレーの連係をすり合わせる時間は少なく突貫でチームづくりを強いられるのは間違いない。

 初めて1部(B1)で戦う広島ドラゴンフライズはどうか。3日付のスポーツ面で紹介した通り、オフも日本にとどまったケネディに加え、エチェニケは2日に無事に合流。トレイラーも10日に合流予定で、そろって開幕を迎えられそう。3選手とも昨季以前から契約していたことがプラスに働いた。

 昨季は2部(B2)で圧倒的な存在感を放ったトリオが健在となれば心強い。他チームの動向はまだ不透明とはいえ、外国人がそろうのは大きなアドバンテージだろう。チームづくりの継続性がいかに大切かを、あらためて感じている。(日野淳太朗) 


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