運動部デスク日誌

なあなあでは勝てません

2020/10/4

 淡い期待を抱いたが、やはり甘い舞台ではなかった。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)で開幕戦に臨んだ広島ドラゴンフライズは、大阪に83―94で逆転負け。B1初陣を白星で飾れなかった。試合の詳報は本日のスポーツ面をご覧いただきたい。
 個人的には初めてのB1でこれだけ戦えたのなら、今後に期待できるのではと思う。昨季2部(B2)で無双状態だったエチェニケは、B1でも抜群の存在感を放った。大卒新人のマーフィーはデビュー戦でも全く気後れすることなく、武器である身体能力の高さと得点力を見せた。
 それでも勝てなかった。第4クオーターに相手の守備の圧力が強まり、無理な体勢からのシュートを強いられた。当然、シュートの精度は落ち、リバウンドを取られて速攻を仕掛けられる悪循環。昨季までなら個人技でなんとか押し返せたが、個々のレベルが高いB1ではごまかしが効かない。
 なあなあでも勝てたB2とは違い、B1ではより緻密かつ組織的に戦うことが求められる。監督や選手も頭では分かっていたと思うが、実際に戦ってみて体感したことだろう。一つの負けを引きずりすぎず、かつ反省点をどれだけ早く修正できるか。圧倒的な強さを誇った昨季の成功体験を脇に置き、B1仕様のマインドに切り替えられるかが鍵になる。(日野淳太朗)

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