運動部デスク日誌

ドラフト狂騒曲

2020/10/17

 プロ野球のドラフト会議(26日)まで10日を切った。12球団のスカウトは、ドラフト前日の最後のスカウト会議に向け、指名候補選手の最後の絞り込みを進めている段階であろう。各球団の上位指名候補に現実味を帯びた名前が出始めるのもこれからだ。ホームページ「中国新聞デジタル」には、今ドラフトの特集コーナーがある。ぜひご覧いただきたい。
 かつて、本欄でドラフト取材のことを紹介したことが何度かある。だが、今年はちょっと勝手が違う。新型コロナウイルスの影響で、無観客。球団ごとに用意された個室で、リモート形式で実施され、競合の場合は代表者が別部屋の会場で抽選を行う。記者はドラフト会場に入ることができず、制限を受けた取材は避けられない。
 学校など選手の所属先も、例年通りの対応は期待できない。対面ではなく、オンライン会見を行うところも多いだろう。その場合、話は聞けても、写真をどうするかという問題が出てくる。野球部員に肩車されたり、胴上げされたり。ドラフト名物の風景も今年は影を潜めることになる。
 今季は高校、大学、社会人ともに中止となったリーグ戦、大会が多く、ドラフト候補の情報が少ないのも、例年とは違うところだろう。カープの指名選手をどこまでカバーし、読み応えのある紙面をつくれるか。デスク、担当記者にとって、胃の痛くなる日々が続く。(小西晶)  

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