運動部デスク日誌

スポーツの秋、スポーツの広島

2020/10/25

 新型コロナウイルスの影響で忘れかけていたが、スポーツの秋である。今朝の朝刊を開いていただけば、実感してもらえることだろう。プロ野球、サッカーJリーグ、バスケットボールBリーグ、高校野球秋季中国大会、バレーボールVリーグ、ホッケー日本リーグ、陸上の全国高校大会…。デスクも部員も総出の忙しい一日となった。
 こんな日はいつ以来だろうか。そんな感傷的な気持ちになったのは、コロナ自粛の頃を思い出したからだ。春の選抜高校野球の中止決定以降、プロアマ問わず、ありとあらゆる大会、イベントが消えた。プロスポーツも延期や中断に。仕事は減り、スポーツ面も減り。正直言って、あの頃はこんな忙しい秋がくるとは想像できなかった。
 もうひとつ、改めて実感したのが、広島がスポーツ王国であるということ。カープ、サンフレなどプロはもちろん、アマスポーツでも実業団のトップチームがずらりと並ぶ。その一つ一つが興奮と感動を与えてくれる「地域の宝」である。こんなぜいたくな地方都市は国内を探しても、そうそう見つかるまい。
 「あとは強かったら言うことはないんですけどね」というやや意地悪な声も聞こえてきた。コロナウイルスで街が元気を失っている今だから、なおさらそう思う。明るい話題が少なかった今年の広島スポーツ界。来年はもっともっと忙しい1年になればいい。鬼が笑いそうだが、そんな気の早いことを考えている。(小西晶)  

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