運動部デスク日誌

「胸アツ」の高校スポーツの秋

2020/11/1

 スポーツの秋―。毎年、楽しみにしているのが高校スポーツである。年末年始や来春にある全国大会の予選がこの時期、めじろ押しだ。
 高校野球の秋季中国大会は、新庄(広島)と下関国際(山口)が決勝進出を決め、春の選抜大会に大きく前進した。サッカーの全国選手権広島県大会は1日に4強入りを懸けた準々決勝が行われる。ラグビーの広島県予選は8日の決勝が尾道―崇徳に決まった。バスケットボールは広島では男子の皆実と英数学館、女子の皆実が暮れの全国切符をつかんだ。「春高」の出場を争うバレーボールは14日まで熱い戦いが繰り広げられる。8日には全国高校駅伝の県予選も控えている。
 高校スポーツの魅力は何か。一言で表すのは難しいが、ひたむきさ、必死だろう。とくに3年生は負ければ高校での競技生活は終わる。一発勝負の試合に全てをぶつける。そこに込められた思い…。20年以上も取材で接してきたが、若い頃は弟や妹を応援する気持ちに、中年になると子どもを見守る気持ちにもなる。毎年、胸を熱くさせられる。
 今年は新型コロナウイルスの影響で春から夏にかけてほとんどの大会が中止となった。入場者制限などまだ制約はあるが、選手に真剣勝負の舞台をつくるため、尽力した関係者のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいだ。おじさんは今年も、高校生の真剣勝負を楽しみにしている。(下手義樹) 


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