一足先に終了
2020/11/2
一足先に、「弟分」が全日程を終えた。1日にウエスタン・リーグの最終戦があり、カープは30勝42敗4分けの4位でシーズンを終了した。
今春からカープ担当になった若手記者が由宇球場で最終戦の取材を終え、帰ってきた。一息ついたところで今シーズンの感想を聞いてみた。ことしは新型コロナウイルスの影響で取材方法が様変わり。1日に取材できる人数や時間が制限された。自由に話をできない難しさもあり「顔と名前を覚えてもらったかは分かりませんが…」と振り返った。
喜びもあったという。林、羽月、大盛、田中法ら2軍で何度も取材した選手が1軍でスポットライトを浴びたことだ。必死に練習に取り組む姿に接してきて、思い入れも強くなった。「テレビの向こう側にいた選手が、こちら側に来た感じ」と表現。取材に対するモチベーションが高まったようだ。
2軍は休む間もなく今月からフェニックスリーグに参加する。水本2軍監督は「1軍の目に留まり、春季キャンプに選ばれるような選手を」とシーズン終了後の「秋」が重要だと言っていた。鍛錬の日々は続く。そして、記者の取材の日々も続く。
(下手義樹)
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