運動部デスク日誌

反転攻勢への期待

2020/11/18

 その昔、とは言っても、それほど遠くはない昔。プロ野球で外国人選手を「助っ人」と呼んでいた時代があった。意味は言葉通り、「手助けをする人」。チームが優勝を目指すために足りない部分を補う「補完戦力」としての色合いが強かった。
 ただ、それは昔の話。現在、プロ野球は外国人選手の「当たり外れ」がペナントレースの行方を左右する時代となった。今季、セ・リーグ6球団で支配下登録された外国人選手は計43人(1球団平均7・17人)。ちなみに、40年前の1980年は13人(同2・17人)だった。1軍に登録できる選手数、1試合で同時に出場できる選手数が増えたことも影響している。
 そんなプロ野球よりも、外国人選手への依存度が高いプロスポーツがある。バスケットボール男子Bリーグである。5人中、2選手が同時にプレーできる。外国人の「帰化選手」を持つチームも多く、実質3選手がプレーすることも可能。プロ野球やサッカーJリーグ以上に、外国人選手の差が勝敗に影響するのは、そのためである。
 さて、長々とこんな話をしてきたのは、B1広島のケネディが日本国籍を取得したからにほかならない。これでエチェニケ、トレイラーを加えた3選手が同時にプレーすることができる。また、チームは新外国人の獲得も目指すそうだ。現在、4勝11敗と苦戦が続くが、反転攻勢のきっかけとなるかどうか。期待して見守りたい。(小西晶)  


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