運動部デスク日誌

コロナ禍の中での球春到来

2021/2/4

 新型コロナウイルス禍の中、球春が到来した。1日から各球団がキャンプイン。無観客での実施など、例年とは違うキャンプを過ごしている。象徴的なのが、一部の外国人選手が合流できていない点だろう。
 入国が大幅に遅れるケースが多く見られる。ビザの発給に時間がかかり、合流のめどがたたない。入国できても2週間の隔離期間を経ないといけない。特に今季から新加入する選手に多い。広島では1月3日に来日できた新戦力のクロンは、キャンプ初日から参加できているが、バード、ネバラスカスはビザの発給待ちで合流時期は見通せない。ドミニカ共和国に帰国中に新型コロナウイルスへの感染が判明したフランスアとメヒアも、合流が遅れている。
 各球団はチーム編成に頭を悩ませそうだ。若手を代役とするなど、現有戦力で開幕に向けて準備を進めることになる。広島では、育成の右腕コルニエルの評価が高まっている。193aの最速154`の本格派で、1軍組の沖縄スタート。支配下登録を目指し、アピールを続けている。
 また、行き先が決まっていない実績のある選手を獲得する球団があるかもしれない。昨年は阪神を退団した鳥谷が3月にロッテと契約した。ことしもオファーを待つ、ぴったりの選手がいる。昨季限りで広島を退団した小窪だ。経験と実績は申し分なく、獲得に乗り出す球団があっても不思議ではない。3月の開幕までに、どんなサプライズ補強、起用があるのか。その点にも注目してみたい。
(下手義樹) 


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