運動部デスク日誌

念願の中国ダービー

2021/2/7

 感慨深い気持ちは、ものの3分で吹き飛んだ。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の舞台で初めて実現した広島ドラゴンフライズと島根スサノオマジックの「中国ダービー」。序盤にスサノオが主導権を握ると、ほぼ一方的な展開。ドラフラも終盤に意地を見せたが、多くのファンが期待していた熱戦とはほど遠い内容だった。
 元ドラフラ担当として、思い出すのはBリーグ初年度の2016―17年シーズン。当時2部(B2)でしのぎを削っていた両チームは、B1昇格を懸けたプレーオフで対戦。1勝1敗で迎えた第3戦。勝った方が昇格決定の大一番は、手に汗握る接戦となった。
 第3戦は前後半各5分の「短期決戦」。スサノオが先手を取り、ドラフラが追い上げる展開で、最後はスサノオがたった2点差で振り切って昇格を決めた。多く点が入るバスケで、これほど1点の重みを痛感した試合は、後にも先にもこの試合だけ。いつかB1の舞台でリベンジマッチを見たいと強く思ったのである。
 それからドラフラはB2で長く苦しい時期を過ごし、ようやく昇格を果たした。B1では大苦戦が続くが、スサノオとの一戦だけは現在の成績に関係なく熱い戦いになることを楽しみにしていた。それだけに残念で仕方ない。7日の第2戦は何が何でもやり返す姿を見せてほしい。(日野淳太朗)


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