▽カーブに大器の香り　「日本一の投手になって、将来は大リーグにも挑戦してみたい」―。ドラフト１位の長谷川は入団発表の席上、でっかい「夢」を語った。その夢に向けて踏み出した日南キャンプで、忍の日々が続...

　▽走攻守全てで実戦向き　打って走って守れる内野手。総合力が光る「実戦派」である。早出、居残り、夜間練習と、体の休まる暇もないが、それも苦にしない練習の虫だ。

　▽即戦力、フル稼働を誓う　ブラジル日系３世。プロ野球選手を目指して、１９歳で来日し、社会人野球の三菱自動車川崎に籍を置いた。夢の実現には６年を費やしたが、沖縄キャンプでプロを実感している。

　▽「直球勝負」にこだわり　人間は、小さなきっかけでも大きく変われるのかもしれない。甲子園出場なし。高校球界では無名の右腕の横山にとって、それはテレビのドキュメンタリー番組の中での、ある男との出会いだ...

　▽頭脳派の「現代っ子」　「あれが現代っ子なんでしょうね」。ある選手がそう口にした。「あいつ、おもしろいやつですよ」という声や、「変わり者。新人にしては要領が良すぎる」といった厳しい指摘、「小学１年生...

　▽強運と勝負強さ秘める　「奇跡の夏」。ナインがそう口をそろえた昨夏の全国高校野球選手権和歌山県大会。「あの夏がなかったら、プロなんて考えることもなかったと思う」。ひと夏の出来事から、井上紘の人生が大...

　▽目を引く、打球の速さ　日本の中心である東京で、太平洋のように広く、人に知られるでっかい人間になれ―。そんな父・光広さんの願いから付けられた名前「東洋」。それから１８年。くしくも、少年は広島のユニホ...

　▽１年目から勝負かける　左腕の即戦力投手。チームの期待を背に、キャンプ初日から飛ばしている。ブルペンでの投球数も日ごとに増やし、９日は１００球を数えた。「直球７割に変化球が３割」。疲れもピークの時期...

　▽抜群の筋力誇る「大器」　沖縄にキャンプインして以来、初めて南国特有の青空が戻った８日、それまで晴れやかな表情で練習を続けていた島の顔が一転して曇った。前夜、シャドーピッチングをした際、右足の内転筋...

　▽相思相愛　期待の即戦力　期待の即戦力、山内が７日、ようやくベールを脱いだ。沖縄キャンプ第１クールの５日間は遠投止まりだったが、この日ブルペンに初登場、４０球ほど投げた。