広島・バティスタ（オープン戦で初めて外野を守る。八回は左前打を処理した後、二塁で打者走者を刺す。状態が悪かった右肩の復調をアピール）「もともと外野は守っていたから問題ない。ロケットみたいな送球ができ...

　◇ソフトバンク―広島１回戦（広島１勝、18時00分、ヤフオクドーム、３４５８８人）

　準備万端で、初の大役を迎える。オープン戦５試合目で最終登板の大瀬良が初の無失点。直曲球をバランス良く織り交ぜ、ここぞのピンチは大胆に抑えた。「いいコンディションで迎えられる」。緒方監督から告げられた...

　下位から上位へつなぐ理想的な攻めで、五回に一挙４点を奪った。８番坂倉が中前打で出塁し、送りバントと四球で１死一、二塁。菊池の中前打で均衡を破った。

　福岡県出身の新人島内は１回無失点。地元のマウンドで連続試合無失点を５に伸ばし、「何とかゼロで抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。

　広島・小園（七回に代打で登場すると、相手投手は横手左腕の嘉弥真に交代。３球三振を喫し）「対戦したことのないタイプの投手だった。急に投手が代わることも経験できたので、あしたから対応できるようにしたい」

　◇ヤクルト―広島２回戦（広島１勝１分け、13時00分、神宮、２５４２１人）

　神宮球場に歓声を、チームに希望を、本人には自信を呼び込む会心弾だった。「１番・遊撃」で初先発した新人小園（兵庫・報徳学園高）が右翼席へ２号２ラン。「打ってやると思っていた。振り抜けた」。大きな目標で...

　ノーワインドアップ投法を試していた中崎が、走者がいない時もセットポジションで投げる従来のフォームに戻した。

　開幕ローテーション入りを懸けた新外国人のローレンスは、当確ランプをともせなかった。「向かい風の強い厳しいコンディションの中、投げ方を変えながら全体的には良かった」と振り返ったが、５回を３失点。特に左...