５回で99球を費やした先発の大瀬良は、毎回の10安打を浴びた内容に首をひねり、３失点の結果にうなずいた。「あれだけ打たれたけれど、３点で収まった。頭の中を整理していい形に仕上げていきたい」と前向きに...

　広島・佐々岡投手コーチ（10安打された大瀬良について）「しっかり捉えられている。フォームの問題なのか、球の切れの問題なのか。本人と相談して修正したい」

　◇広島―巨人１回戦（広島１勝、13時00分、マツダスタジアム、２２５７２人）

　床田が投げるたびに評価を高めている。このままいけば、開幕ローテ入りは確実。不規則に回転する直球で打者をてこずらせ、４回４安打６奪三振で無失点。練習試合を含め３試合で10回０／３無失点と、群を抜く安定...

　バティスタの「センター返しの意識」が、左越え２ランを生んだ。五回無死二塁、２球連続の空振りで追い込まれて「何とかボールを前へ飛ばそうと思った」。コンパクトな一振りで放った打球は、低い弾道で左翼席へ飛...

　広島のナインとファンは、熱いプレーと温かな歓声で「巨人の丸」を迎えた。

　広島・会沢（三回、左翼席へ先制２ラン。オープン戦は８打数６安打と好調）「調子どうこうより、しっかりと投手と勝負できるかが大事。積極的に打ちにいけた」

　◇オープン戦（３日）

　首脳陣を悩ませる18歳のルーキーである。途中出場の小園がプロ初本塁打をかっ飛ばし、「ライナー性の打球は理想の形。入ってくれて良かった」とにっこり。経験を積むことが目的だった１軍帯同で、確かな足跡を残...

　故郷長崎で先発マウンドに上がった大瀬良は４回３失点。一回の失点を反省し、「立ち上がりにきっちりいかないと厳しい。もう一度課題をブルペンに持ち帰ってやっていく」と頭をかいた。