救援４投手が無失点でつなぎ、意地を見せた。

　◇広島―ヤクルト11回戦（広島５勝４敗２分け、18時00分、マツダスタジアム、４９９２人）

　広島・長野（四回、鈴木と松山の連続長短打に続いて先制の右前打）「打ったのはチェンジアップ。森下が頑張って投げているし、（鈴木）誠也と松山がいい形で好機をつくってくれたので先制することができて良かった...

　広島・菊池（二回、一時は逆転となる３点二塁打）「打ったのはスライダー。（一塁走者の）大盛がよく走ってくれたのでいい安打になった」

　広島・朝山打撃コーチ（先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点）「ずっと追い掛ける展開が続いていたので、きょうのミーティングでまず先制しようと話していた。（二回の２点目の適時打を放った田中）広輔が大きか...

　広島・松山（１―４の四回無死一塁で右翼線への適時二塁打）「打ったのはフォーク。食らいついていった」

　広島・桑原（七回からプロ初出場。二塁の守りで適時失策し、打撃では三飛に倒れる）「いつもと違うところはあった。守りでミスもあったし悔しい。（打撃は）第１ストライクを見逃してしまった。積極的に打ちにいき...

　広島・横山投手コーチ（計７失点した救援陣について）「森下がしんどい投球をしていたので、みんなで頑張るぞというところだったんだけどね。失点は何かしら先頭を出している。何とか踏ん張ってほしい」

　打線がつながらなかった。今カード初戦の１日以来となる今季２度目の零封負けを喫した。

　野村にとって、ほろ苦い４勝目だった。６点リードをもらいながら、六回に打たれ、イニング途中でマウンドを降りた。