中日―広島２回戦（１勝１敗、14時00分、ナゴヤドーム）

　４回１失点のジョンソンは納得の表情で切り出した。「（ストライク）ゾーンの中で勝負できたし、今の段階では上々の仕上がりだと分析している」。大瀬良とともに先発２本柱として期待される通算57勝左腕が状態を...

　途中出場の高橋大が与えられたチャンスで結果を残した。２打席連続で左翼席へ本塁打を放ち、「長打力が持ち味なので、いいアピールになった」とうなずいた。

　２番手で登板した森下は３回を１安打無失点で乗り切った。

　広島・小園（三塁でフル出場。三回、右翼線へ２点二塁打を放ち）「任せていただいたところで全力でやる。（適時打を放つ直前にボール球を２球見送り）昨年なら絶対振っていた。打ちにいく中で見極められたのは成長...

　子を見ること親にしかず、という。子供の長所短所は誰よりも親が分かる。２月の沖縄キャンプ、ブルペンの森下に視線を送る尾形佳紀スカウトがいた。大学時代から見てきた、いわば親のような存在である。

　中日―広島１回戦（中日１勝、14時00分、ナゴヤドーム）

　大瀬良は手の内を隠すより課題の克服を優先した。三回までは「前回指の掛かりが良くなかった」というカットボールの修正度合いを確認し、四回は「昨季あまり使ってなかった」というフォークボールを多投。開幕戦で...

　会沢が四回、ロメロの１５１キロの直球を右前へ巧みに落とし、唯一の得点を奪う適時打とした。「右方向を狙ったわけではない」と振り返り、詰まりながら強引に外野まで運んだ打撃を「あれも技術のうち」と笑みを浮...

　３回１／３を１失点と上々の投球だった床田だが、「良かったのは１球だけ」と振り返った。七回、シエラを中飛に打ち取った１４１キロの直球。「球はいってなかったが、あれだけはいい感じだった。あれをどんどん投...