カープ

球炎

  • 9月29日巨人戦 果敢な攻め CSへ弾み (9/29)

     「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ではないが、先入観とは恐ろしいものである。あれだけ「怖い、怖い」と思っていた天敵巨人に、しかも東京ドームで、こんな痛快な勝ち方ができるとは。今月の巨人戦7試合は、これで5...

  • 【前田引退表明】理想との葛藤 終止符  (9/27)

     張り詰めていた糸が心なしか緩んだ。想定外の5月に始まったリハビリでは、これまで前田を常に包み込んできた緊張感が薄れていた。左手首のギプスが外れてもフリー打撃を再開せず、ブルペンの打席で球筋も見極めな...

  • 9月26日中日戦 「5割」「2位」見据え全力を (9/26)

     目標ははっきりと見えている方がいい。中日先発の左腕大野はプロ初の2桁勝利より、同学年の前田健に投げ勝ちたい思いが強かったようである。上位進出の望みを絶たれても、敵ながら見事な投げっぷりだった。

  • 9月25日中日戦 耐えて咲いた、小さな花 (9/25)

     いつか咲く。きっと咲く。4番が相次いで去り、かつてのエースは海を渡った。嘆き、怒り、涙して、心まで枯れる秋を繰り返しても、信じて待ち続けたことは誇りに思おう。20世紀に咲き誇った6度の大輪には到底及...

  • 9月24日中日戦 15年分の涙 報われる時 (9/24)

     流した汗はうそをつかない。絵に描いたような逆転勝利の伏線は、苦しみながら歩んできた136試合にある。「絶対に負けられない」。重圧と闘うのが精いっぱいで、適時失策や判断ミスを犯したのは中日である。直接...

  • 9月23日巨人戦 引きずらず、さあ名古屋 (9/23)

     CSの女神とは、秋の空にも劣らず気まぐれなようだ。巨人は前夜のビールかけではしゃぎ疲れ、バッテリーは高卒2年目投手と初先発捕手。まだ見ぬ女神の笑顔がぐっと近づくと信じていたのに、つれなくそっぽを向か...

  • 9月22日巨人戦 屈辱を胸にCS目指せ (9/22)

     勝った上で胴上げを見届ければいい。そう期待していた己を恥じている。もしも試合に勝っていたら、この悔しさと情けなさを何となく見過ごしてしまっていただろう。栄光のペナントは巨人ナインの元へ。そう、カープ...

  • 9月21日巨人戦 CS見据えた準備実る (9/21)

     1週間前の連勝中、中日やヤクルトがエースを欠く今季を「もらった好機」だと書いたところ、ある広島OBから「もう皮肉はいらんじゃろ」とお叱りを受けた。だからというわけではないが、補足しておくべきだろう。...

  • 9月19日阪神戦 運を呼んだ赤松の努力 (9/19)

     耐えて勝つ。「広島野球」の標本にしたらいいような試合である。基本は専守防衛。先発投手が相手の前に立ちはだかり、野手が好守でバックアップする。守りからリズムをつくり、少ない好機を犠打、犠飛など小技を絡...

  • 9月18日阪神戦 積み重ねた時間信じて (9/18)

     「よーいどん」の瞬間にずっこけてしまったような一戦であったろう。能見相手に、一回の3失点は重すぎた。エース級の投手が自信満々にテンポよく投げてくれれば、チームに安心感が生まれる。その恩恵を受けたのが...