カープ

球炎

  • 8月13日阪神戦 丸、打の柱へ勝負の時 (8/13)

     2011年の開幕を翌日に控えた4月11日の話。前年の沢村賞投手・前田健の23歳の誕生日を祝うため、宿舎の関係者がケーキを用意した。「おめでとう」コールが飛び交う中、ある若手選手がおずおずと手を挙げる...

  • 8月11日巨人戦 続投の決断 タフさ養う (8/11)

     采配で最も難しいのは、先発投手の見極めにあるといわれる。この試合も一つの続投判断が、勝負の「分水嶺(れい)」となった。七回1死、中崎に代打を送らなかった場面である。1点を追う展開。中崎の球数も90球...

  • 8月10日巨人戦 積極打撃 今後につなげ (8/10)

     「有り得る最も可能性の小さい、そんなシーンが現実です」。2007年夏の甲子園決勝、広陵(広島)―佐賀北。広陵のエースだった野村が逆転満塁本塁打を浴びた瞬間、NHKの小野塚康之アナウンサーはそう叫んだ...

  • 8月9日巨人戦 守備固め なぜ堂林除外 (8/9)

     とんだ茶番である。相手投手の自滅により4点も頂戴しながら、追い上げられ始めると、途端にバタバタ。八回の逆転劇など、怒りを通り越し、笑ってしまうほどのひどさ。詳しくはサイド記事を読んでいただきたい。

  • 8月8日阪神戦 中村恭の今後 ベンチ次第 (8/8)

     コップに半分の水が入っているとする。これを「半分しかない」とみるか、「半分もある」とみるかで、喉の潤いはかなり違う。これを中村恭に当てはめてみよう。「制球力が足りない」とみるか、「抜群の球威がある」...

  • 8月7日阪神戦 黒星招いた守りの自滅 (8/7)

     予告先発を知った時点で、この一戦のサブタイトルが浮かんだ。「どっちの勝ち運がないでショー」。5月を最後に白星から遠ざかっていた大竹と岩田の投げ合いは、まるで名刺交換のような一回先頭打者への四球でスタ...

  • 8月6日阪神戦 低迷打破「広島」発信を (8/6)

     被爆2世の歌手、吉川晃司さんの始球式は「全力投球」と呼ぶにふさわしい。前日に球場を訪れ、ブルペンで投げ込むなど念入りに準備。あふれんばかりの思いがにじむ一球に、野球を楽しめる日々の幸せを再認識させて...

  • 8月4日ヤクルト戦 早過ぎる「中4日」先発 (8/4)

     今夜の勝利は、クローズアップで見れば痛快な喜劇だろう。だが、ロングショットで見れば、本当に喜劇だろうか。そんなことを思うのは、先発がバリントンだったからである。「中4日」。勝負のカードを切るのは、早...

  • 8月3日ヤクルト戦 打力依存の危険性知れ (8/3)

     13得点を挙げた試合で、「野球は投手」と書いた。その心を、広島ナインは痛感したことだろう。「後半戦9試合で18本塁打。チーム打率は3割7分7厘」。そんな絶好調打線でも、天敵の前では借りてきた猫。質の...

  • 8月2日ヤクルト戦 「野球は投手」再認識を (8/2)

     夏の神宮のナイターといえば、五回終了後に打ち上げられる花火。今夜も美しく夜空を彩ったが、広島ファンにとってはやや食傷気味だったかもしれない。キラの雄たけびとともにいち早く始まったカープ花火大会は何と...