カープ

球炎

  • 10月15日巨人戦 試行錯誤、鈴木の向上心 (10/15)

     鈴木の最初のスイングに目がとまった。一回、初球の150キロを詰まりながら中前に運んだ一打が、先制打になったからではない。バットを握った両手を、いったん下げてからトップの位置に入れていた。ノーステップ...

  • 10月14日巨人戦 積極的な仕掛け見たい (10/14)

     巨人戦の負け越しが決まった。6年ぶりである。7勝12敗1分け。最大の敗因は投手力の差だろう。その差を埋めるために必要なのは、優勝へと突っ走るチームと遜色のない攻撃力である。得点力を引き出しきれないベ...

  • 10月13日巨人戦 九里、弱気な投球と決別 (10/13)

     立場が人を変えるという。開幕から白星を並べてきた巨人のエース菅野に投げ勝った九里の姿に、その思いを強くする。これで3試合連続7回以上を投げ1失点以下。まるでエースのような活躍ぶりである。右肘手術を受...

  • 10月11日ヤクルト戦 果敢に盗塁 成長の一歩 (10/11)

     広島が走りだした。といっても、白星街道ではない。秋風を追い風に、増え始めたのが盗塁企図数。これまでの犠打一辺倒に別れを告げ、エンドランを仕掛ける場面もちらほらある。宇草、大盛、田中ら走れる選手を上位...

  • 10月10日ヤクルト戦 捕手の試練、坂倉奮闘中 (10/10)

     正捕手になる前の会沢は6、7年前の20代中盤が一番きつかった。チームに求められたのは、捕って打つだけから1段階上の野球観を身に付けること。「俺の隣に来い、と言われました」。ベンチでの定位置は当時の野...

  • 10月9日ヤクルト戦 堂林の成長、友も絶賛 (10/9)

     堂林を友が見ている。庄司隼人スコアラー。2010年、同期入団の高卒内野手。長く由宇球場で競う日々を過ごしたが、昨季終了後、先にユニホームを脱いだ。シーズン前から「どうか堂林を使ってほしい」と念じ続け...

  • 10月8日阪神戦 大敗の中にも粘る意味 (10/8)

     大差の試合の小さな出来事にも意味はある。13―2で勝った3日のヤクルト戦もそうだった。死球による乱闘騒ぎの少し前、8点リードで迎えた八回の田中の打席を思い返す。カウント3ボールから打っていき、右前へ...

  • 10月7日阪神戦 記録と記憶、菊池の挑戦 (10/7)

     そこはまさに「エリア33」だった。5―3と逆転した後の六回1死、北條が放った一、二塁間へのゴロを菊池が回り込んで好捕し、アウトにしたファインプレーである。展開上、中盤からの小刻みな継投が避けられない...

  • 10月6日阪神戦 若手起用、首脳陣の覚悟 (10/7)

     若い選手が見たい―。優勝という目標から遠ざかっているさなか、これまで何度か首脳陣に思いをぶつけた。「勝たないといかんじゃろ」。彼らの腰がそろって重かった理由がこの日分かる。多くの若手に出番が巡った一...

  • 10月4日ヤクルト戦 岩本スコアラー奮闘中 (10/4)

     得点するたびに、佐々岡監督の隣で目を細めて控えめに喜ぶ裏方の姿がある。昨季、現役を引退した岩本スコアラー。広島商高出身で大砲候補として期待されたドラフト1位は、亜大時代に慣れ親しんだ神宮を本拠地とす...