カープ

球炎

  • 9月20日ヤクルト戦 球に食らいつく姿勢を (9/20)

     スコアボードの上では、六回に刻まれた4失点で勝負あり。手元のスコアブックを見直すと、違う側面も見えてくる。流れを手放したのは、直前の六回2死三塁、堂林が喫した見逃し三振。その打席、挑戦者の気持ちをど...

  • 9月19日ヤクルト戦 及び腰での四球は厳禁 (9/19)

     森下に7勝目をささげたい―。今、カープを見つめる多くの人々のそんな願いはかなわなかった。遠因はあまりにもったいない四球である。1―0で迎えた二回無死、村上との対戦。その後、坂口の2ランにつながっただ...

  • 9月18日ヤクルト戦 鈴木、世代交代後押しを (9/18)

     鈴木の隣で、年下の選手が守っている。これは昨季までなかった光景。売り出し中の大盛は8月に24歳になったばかりで、鈴木の二つ下。イニング前、右翼と中堅でキャッチボールする2人のミット音は、静かに進む世...

  • 9月16日中日戦 若手先発投手の台頭待つ (9/16)

     先制、中押し、ダメ押しの快勝劇を見届けても、ぽっかりと胸に穴が開いたような喪失感が拭えない。試合前、球団から大瀬良が右肘手術を受けたことが発表された。今季中の復帰は絶望的。エースはチームのために身を...

  • 9月15日中日戦 ピレラ執念、チームに活 (9/15)

     ピレラの言葉が脳裏によみがえる。約3カ月前、待ちに待った開幕前に意気込みを尋ねた時である。「全ての技術とエナジーをぶつける」。その決意を示すような先制打と、暴走がもたらした好走塁が、3連敗中のチーム...

  • 9月13日阪神戦 「一体感」生み出せるか (9/13)

     佐々岡監督が「一体感」を掲げるのは理由がある。入団2年目の1991年、シーズンも佳境に入った9月の遠征中、宿舎での山崎隆造選手会長の号令が胸を打った。「(闘病中の)津田(恒美)のためにも一つになって...

  • 9月12日阪神戦 田中の粘り、共有必要 (9/12)

     病は気からという。打線は前夜の西勇に続き、秋山アレルギーに悩まされた。苦手克服へ、はっきりと対策は見て取れた。「好球必打」。積極果敢にバットを振って、得点は八回の1点だけ。ベンチが施した処方箋は効き...

  • 9月11日阪神戦 坂倉悪送球、成長の糧 (9/11)

     昨季の盗塁王にほんのわずかな隙を突かれた。三回1死二塁、近本が仕掛けてきたのは三盗だった。坂倉の三塁送球は大きく右上にそれ、外野の芝を転がった。守りのミスで許した2点目。ダメージの深いワンプレーが頭...

  • 9月10日ヤクルト戦 森下に勝利を、野手奮起 (9/10)

     1週間前のことが今も記憶に残っている。5点差、4点差と何度も追いつき、12―12で引き分けた4日のDeNA戦。あの壮絶な乱打戦の翌日、攻撃陣は口々にこう漏らしていた。「森下の負けが消えたことが一番良...

  • 9月9日ヤクルト戦 がむしゃら、大盛の魅力 (9/9)

     カープらしい選手が出てきた。静岡産大時代、大盛を知る人は多くなかった。2018年の4年時、プロの球団どころかどの社会人チームからも誘いはない。こっそりマークしていた松本スカウトが「この足と肩なら…」...