カープ

球炎

  • 7月4日阪神戦 快音と決別、光った野間 (7/4)

     野間が覚えているのは、チームを救ったあの本塁打ではない。6月30日の巨人戦の八回、山口から放った決勝弾は頭から消した。反すうするのは、その翌日の四回、左腕戸根のカーブを打ち損じた打席。「狙っていた球...

  • 7月3日阪神戦 「上を追う」執念見たい (7/3)

     広島は追う立場にいる。ターゲットは遠くの敵。ペナントもそうだし、この日の試合も同様だった。ならば、守ることより、攻めることにもっと比重を置くべきではないか。それを感じたのは2点を追う七回2死一、三塁...

  • 7月2日阪神戦 初スランプ林、我慢の時 (7/2)

     林はいつも帰りが遅い。深夜の打撃練習。マツダスタジアムを後にするのが試合終了から1時間以上後となることもざらにある。心と体の疲れを問う声には、こう首を振る。「朝が早くないので」。ずっと2軍で頑張って...

  • 7月1日巨人戦 けん制死でしぼんだ反撃 (7/1)

     河田ヘッドコーチは走塁のリードの大きさにこだわりを持つ。その強さは広島に復帰した今春キャンプの初日に表れた。野手陣の帰塁のタイムを測定。「どこまでリードで出られるかというのを明確に分からせるため」。...

  • 6月30日巨人戦 磯村の気遣い、快投呼ぶ (6/30)

     野球は「間合いのスポーツ」と聞いたことがある。ちょっとした瞬間に流れが変わる。その観点では、磯村が取った2度のタイムは絶妙だった。26日ぶりに先発マスクをかぶった28歳の危機察知能力が、完封リレーを...

  • 6月29日巨人戦 揺らぐエースの看板 (6/29)

     必死につないだ救援陣のほころびは、大瀬良の乱調が発端だろう。今季最短の3回で降板し6失点。コルニエルのイニングまたぎ、バード、森浦と勝ちパターンの投手をつぎ込んで壮絶な逆転負けである。6連戦の初戦で...

  • 6月27日中日戦 若手頼み、心苦しい打線 (6/27)

     打席で快音を響かせることと、チームとして点をもぎ取ること。同じ野球でも、まるで違う種類の技術がいるのだと痛感させられている。12球団トップのチーム打率2割6分2厘を誇り、総得点は同10位の240点。...

  • 6月26日中日戦 「大きな道」が定まった (6/26)

     少し前、大道は1軍からいなくなりかけていた。救援を務めていた5月下旬、疲れで球威ががたんと落ち、6月4日の楽天戦ではプロ初被弾。2軍降格―。スタッフ間でそんな話が出た中、最後のチャンスを提案したのは...

  • 6月25日中日戦 ミスは将来への教訓に (6/25)

     今月8日のソフトバンク戦、コーチの配置が換わった。玉木内野守備・走塁担当が三塁から一塁へ回り、広瀬外野守備・走塁担当が一塁から三塁へ。シーズン前半、本塁憤死や走者の飛び出しが散見された。ただ、三塁コ...

  • 6月24日ヤクルト戦 最初の1点にこだわろう (6/24)

     村上の放った打球が、ジャンプした中村奨のグラブの先を越えて左翼席に届くと、強烈な脱力感に襲われた。スコアは0―3。まだ三回なのに「きょうも負けか」というネガティブな思いをかき消せない。今季、3点のリ...