◇広島―ヤクルト４回戦（ヤクルト３勝１敗、18時00分、マツダスタジアム、１６０１９人）

　中５日で先発の役割を果たした７回２失点でも、森下に笑顔はなかった。「取られてはいけないところで取られている。そこで流れは変わってしまう。何とか粘らないといけなかった」。１点のリードを守れなかったこと...

　「５番・左翼」で先発出場した長野が、チーム唯一の打点を挙げた。

　打線は６安打１得点とつながらなかった。４度の得点機で、点が入ったのは四回だけ。ヤクルト先発田口に４安打と苦しんだ。朝山打撃コーチは「見せ球が中にはいったところを仕留められなかった。チャンスで１本が出...

　広島・佐々岡監督（今季初めて小園が１軍に合流し練習に参加）「チーム事情がいろいろあった中で（呼んだ）。明日は下でやってもらう」

　◇中日―広島６回戦（広島３勝２敗１分け、14時00分、バンテリンドームナゴヤ、９８９０人）

　２週間の離脱を経て、パワーアップして帰ってきた。この日昇格したクロンが「７番・一塁」で出場し、２安打３打点の活躍。苦手とする変化球も打った。「心の準備はできていた」と起用に応えた。

　２０１８年８月以来の登板となった高橋昂が好投した。５回を１安打、無失点。「直球もよかったし、変化球も腕を振れた」と振り返った。

　愛知県出身の栗林が地元で初セーブ。「家族を含めて、たくさんの方が見に来てくれていた」。４―２の九回をぴしゃりと抑え、開幕からの無失点投球を続けた。

　広島・佐々岡監督（急きょ１軍に昇格したクロンが活躍）「得点力不足ということで（前日に球場を）出てから決め、すぐに呼ぶことになった。よく打ってくれた」