カープ

球炎

  • 5月8日中日戦 潮目変える白星になれ (5/8)

     1990年5月9日は、佐々岡監督がプロ初セーブを挙げた日である。その4日前には先発していた新人右腕に託されたのは、1―0の八回からのマウンド。きっちり無失点に抑えた大仕事にこう感じる。昔の野球選手の...

  • 5月5日巨人戦 攻撃、細部にこだわりを (5/5)

     勝利の女神がそっぽを向き始めたのは、いつからか。無得点に終わった一回の攻撃に脱力感を覚えると、あるシーンがよみがえった。4月28日のDeNA戦。一回、先頭の菊池が二塁打を放つと、続く羽月はバントをし...

  • 5月4日巨人戦 半端な振り、主将の苦悩 (5/4)

     鈴木は見逃し三振を喫しても、いつも堂々とベンチに戻る。主砲への攻めは厳しい。だから追い込まれてもある程度、球種やコースを割り切る。ズバリとはまってチームを救う数々の劇的な一打を放ってきた。しかし、読...

  • 5月3日巨人戦 苦境でこそ全力プレー (5/3)

     選手たちは疲れているに違いない。体も、そして心も。1日の阪神戦は降雨ノーゲームとなったものの、今季初の“9連戦”のまっただ中。チームは打てず、守れずで4連敗中で迎えた一戦。トンネルは抜け出せなかった...

  • 5月2日阪神戦 捕逸の坂倉、悔しさ糧に (5/2)

     勝敗を決定づけた1点は、あっけないプレーで失った。3―5の六回1死満塁、マルテへの初球。坂倉はコルニエルが投じた地面すれすれの158キロを後ろにそらした。ただのミスなら、仕方ない。諦めきれないのは、...

  • 4月30日阪神戦 投手追い込む低調打線 (4/30)

     ベンチで放心する九里の姿を見て、彼は誰に負けたのかを考えている。それは長打力たっぷりの阪神打線ではなかったと、思う。絶対に点を与えるわけにはいかない。そう自分を追い込み、慎重すぎるほど慎重に投げてい...

  • 4月29日DeNA戦 献身光った初先発マスク (4/29)

     野球のバッテリーは電池に例えられることがある。「打てるものなら打ってみろ」と強気に腕を振る投手がプラス。「打たれないためにどうしよう」と慎重を期す捕手はマイナス。入団直後、石原の自己分析を聞いた時に...

  • 4月28日DeNA戦 勝敗分けた三塁線の打球 (4/28)

     試合中に雨が降り始めると、使い古された言い回しが頭に浮かんだ。打線は水もの―。ここ3試合で25得点だった打線が2得点。1点しか奪えなかった一回の攻撃を責める気持ちにはなれない。主導権を手放した小さな...

  • 4月27日DeNA戦 たくましい3年目コンビ (4/27)

     入社3年以内に会社を辞める若手が増えていると聞く。「入社前のイメージと違う」「希望する仕事をやらせてもらえない」など理由はさまざま。赤いユニホームに袖を通して3年目。時代の風潮に逆らうような羽月と小...

  • 4月25日巨人戦 八回のもろさ、進化の糧に (4/25)

     楽勝ムードで、菊池が細かなプレーにこだわった。8―2の七回1死一塁、遊ゴロ併殺に倒れた時。一塁を駆け抜けた瞬間、自らベンチにリクエストをアピールすると、実際に判定はひっくり返った。後続が倒れ、追加点...