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外木場義郎’S EYE 小園、攻守に自信取り戻す【注目!Cファーム】 [ファーム情報] (4/23)
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4月22日ヤクルト戦 流れ手放す無駄な失点 [球炎] (4/22)
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コルニエル、なるか「球速160キロ」 [赤ヘル24時] (4/23)
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<ウエスタン>4月22日オリックス戦 降格の矢野、適時三塁打 [ファーム情報] (4/22)
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4月22日ヤクルト戦 粘るコイ競り負け 昇格の小園、躍動2打点 [成績] (4/22)
▽南米で見た夢の一歩 きっかけは1本のビデオテープだった。「トルネード投法で、爪が割れてもフォークを投げていた」とオスカル。父嗣光(つぐみつ)さん(72)が好んだ野茂英雄氏の映像は、少年に地球の裏側...
▽我慢を覚えて投球に幅 3兄弟の長男で手が掛からない子だった。「弟が泣きだすと優しくあやしてくれる、お兄ちゃん」と母千鶴さん(42)。そんな弟思いで物静かな少年が突然、母の知らない表情を見せ始めた。...
▽強打者 遊撃から転向 昨年11月、千葉県の実家近くの墓前で静かに手を合わせた。豊田完さん。数年前に亡くなった少年野球チームの監督へ、ドラフト指名を報告した。「仏様のような人。絶対プロ野球選手になれ...
▽勝利優先 自覚し成長 強い反骨心を胸にしのばせる。過去の進路は常に、自分よりも実力が勝る選手のいるチームを選んできた。原点は「向上心を持ち、いい人を見習いなさい」という父良人さん(51)の言葉。「...
▽故障乗り越え剛球輝き 一瞬の輝きで、プロへの道を切り開いた。亜大3年時に直球は最速151キロをマーク。「全力で投げられれば打たれない。それだけの自信があった」。落差が異なる2種類のフォークもさえた...
▽遠回り 投球術磨き開花 2013年冬。寒風が吹くJR池袋駅のホームで案内放送を担当していた。「1年後、絶対にドラフト指名を受ける」。マイクを持ちながら、心の中で強く誓った。
▽強い肩とハートが武器 身長189センチ。12球団の現役捕手の中で最も高い。「生まれた時は4170グラム。力士の素質があると言われていた」と豪快に笑う。
▽天性の打撃 野手挑戦 高校2年から投手一筋だったが、球団の方針でプロでは内野手に挑戦する。「高校時代、打撃練習は数えるほどしかやらなかった」。未完の大器は経験が少ない分、伸びしろが期待される。
▽父のエールが原動力 寮の部屋に便箋を張った。バンドマンの父耕久さん(50)が若き日にギターを手に上京し、志半ばで夢を諦めた後悔がつづられている。「おまえにはチャンスをつかみにいってほしい」。育成選...
▽独学で磨いた投法に自信 全国的には無名だった。甲子園の出場経験はなく、昨夏の岡山大会は初戦敗退。それでも「高校で野球人生が変わった」と話す18歳は、成長力を見込まれてプロの扉をこじ開けた。