カープ

球炎

  • 10月22日阪神戦 薮田の1勝、競争の一歩 (10/22)

     105試合目でつかんだ待望の白星である。野村の離脱で巡ってきた薮田のマウンド。今季、中継ぎを経験した投手の先発での勝利を初めて見届けた。優勝への可能性が完全についえた翌日の一戦。冷え切った心がちょっ...

  • 10月21日阪神戦 来季につながる戦いを (10/21)

     佐々岡監督が掲げたのは「一体感」だった。投手は野手のために、野手は投手のために。ナインに求めたのは助け合いの精神。しかし現実は違った。投手が抑えれば打者が打てず、打者が打てば投手が踏ん張りきれない。...

  • 10月20日阪神戦 西川、最も輝く打順は (10/20)

     野球選手が「4番」を任されれば、気負ってもおかしくない。西川が通算463試合目で初めて打線の中心に座った。三回に放った先制の2点打は全く力みのないスイングから生まれた。技術の高さは知っているが、打席...

  • 10月18日中日戦 認め合う主軸の2人 (10/18)

     その昔、山本浩二さんと衣笠祥雄さんは普段から頻繁にしゃべることは少なかったと聞く。胸に秘めたライバル関係。同い年の好打者という間柄ではあるが、今の時代ではだいぶ違う。西川に鈴木の打撃を聞くと、こう言...

  • 10月17日中日戦 苦悩の監督、継投に変化 (10/17)

     先発した5試合のうち、2完封を含む三つの完投勝利。その合間に、救援登板での2連投もこなす―。1990年秋、新人だった背番号18が、シーズン最後の1カ月で記録した登板内容である。30年前の驚異的な体力...

  • 10月16日中日戦 一発頼みでは追い付けぬ (10/16)

     その姿は、まるで最後の打者になったかのようだった。1点を追う六回1死二、三塁、凡飛の菊池がバットを投げて悔しがる。続く会沢も空振り三振し、厳しい顔でベンチに下がった。当然、選手は知っているからである...

  • 10月15日巨人戦 試行錯誤、鈴木の向上心 (10/15)

     鈴木の最初のスイングに目がとまった。一回、初球の150キロを詰まりながら中前に運んだ一打が、先制打になったからではない。バットを握った両手を、いったん下げてからトップの位置に入れていた。ノーステップ...

  • 10月14日巨人戦 積極的な仕掛け見たい (10/14)

     巨人戦の負け越しが決まった。6年ぶりである。7勝12敗1分け。最大の敗因は投手力の差だろう。その差を埋めるために必要なのは、優勝へと突っ走るチームと遜色のない攻撃力である。得点力を引き出しきれないベ...

  • 10月13日巨人戦 九里、弱気な投球と決別 (10/13)

     立場が人を変えるという。開幕から白星を並べてきた巨人のエース菅野に投げ勝った九里の姿に、その思いを強くする。これで3試合連続7回以上を投げ1失点以下。まるでエースのような活躍ぶりである。右肘手術を受...

  • 10月11日ヤクルト戦 果敢に盗塁 成長の一歩 (10/11)

     広島が走りだした。といっても、白星街道ではない。秋風を追い風に、増え始めたのが盗塁企図数。これまでの犠打一辺倒に別れを告げ、エンドランを仕掛ける場面もちらほらある。宇草、大盛、田中ら走れる選手を上位...