カープ

球炎

  • 10月27日ヤクルト戦 大盛の三振は伸びしろ (10/27)

     しゃにむにバットを振る1番大盛の姿に潔さを感じた。自分の長所と短所を肝に銘じているからだろう。1ストライクまでは打率4割6分8厘と強いが、追い込まれると1割4分1厘と弱い。4度の打席で見逃しストライ...

  • 10月25日DeNA戦 1・2番、タナキクも一考 (10/25)

     シーズン最終盤、1、2番が定まらない。羽月、野間、堂林を使うなど模索が続き、この日は長野―田中のコンビが座る。ここ5試合で4通り。うち3試合で零封負けに泣いたところを見ると、うまくいっているとは到底...

  • 10月24日DeNA戦 森下の「インパクト」演出 (10/24)

     秋の恒例、湯布院リハビリキャンプは仲間と交流を深める貴重な時。1990年、新人右腕は先輩を大分に残し、一足先に広島へ帰るという異例の動きをした。「会見に備えてね」。いきなり13勝11敗17セーブの好...

  • 10月23日DeNA戦 記録に残らぬミス重く (10/23)

     かつての田中には試合前、グラウンドでの日課があった。ゴムチューブを腰に巻いた体幹トレーニング。今季、その姿がまるで見られない。代わりに何をしているかというと、遠投による肩の強化だ。会話しながらキャッ...

  • 10月22日阪神戦 薮田の1勝、競争の一歩 (10/22)

     105試合目でつかんだ待望の白星である。野村の離脱で巡ってきた薮田のマウンド。今季、中継ぎを経験した投手の先発での勝利を初めて見届けた。優勝への可能性が完全についえた翌日の一戦。冷え切った心がちょっ...

  • 10月21日阪神戦 来季につながる戦いを (10/21)

     佐々岡監督が掲げたのは「一体感」だった。投手は野手のために、野手は投手のために。ナインに求めたのは助け合いの精神。しかし現実は違った。投手が抑えれば打者が打てず、打者が打てば投手が踏ん張りきれない。...

  • 10月20日阪神戦 西川、最も輝く打順は (10/20)

     野球選手が「4番」を任されれば、気負ってもおかしくない。西川が通算463試合目で初めて打線の中心に座った。三回に放った先制の2点打は全く力みのないスイングから生まれた。技術の高さは知っているが、打席...

  • 10月18日中日戦 認め合う主軸の2人 (10/18)

     その昔、山本浩二さんと衣笠祥雄さんは普段から頻繁にしゃべることは少なかったと聞く。胸に秘めたライバル関係。同い年の好打者という間柄ではあるが、今の時代ではだいぶ違う。西川に鈴木の打撃を聞くと、こう言...

  • 10月17日中日戦 苦悩の監督、継投に変化 (10/17)

     先発した5試合のうち、2完封を含む三つの完投勝利。その合間に、救援登板での2連投もこなす―。1990年秋、新人だった背番号18が、シーズン最後の1カ月で記録した登板内容である。30年前の驚異的な体力...

  • 10月16日中日戦 一発頼みでは追い付けぬ (10/16)

     その姿は、まるで最後の打者になったかのようだった。1点を追う六回1死二、三塁、凡飛の菊池がバットを投げて悔しがる。続く会沢も空振り三振し、厳しい顔でベンチに下がった。当然、選手は知っているからである...