カープ

球炎

  • 11月11日中日戦 機動力野球をもう一度 (11/11)

     チームはいつも成長する。緒方孝市前監督が就任1年目だった2015年は、機動力が乏しかった。盗塁を試みる回数は多く、失敗も多い。単打で二塁走者が三塁を回り、本塁で憤死するシーンを泣きたくなるほど見せら...

  • 11月10日ヤクルト戦 田中の「偉業」、あと一歩 (11/10)

     神は細部に宿るという。5年連続打率3割が懸かる鈴木の「神懸かり的な」3安打に喜んだ後である。九回、田中が迎えた今季450度目の打席は、見落としてしまいそうなほど「細部」だった。

  • 11月7日阪神戦 フェアな捕手、去り際も (11/7)

     感傷に浸りながら、数年前の一場面を思い出している。勝負どころで際どいところに投げられた球。ボールの判定にジョンソンは手を広げ、アピールする。記者席からも入っているように見えたが、石原は何事もなかった...

  • 11月5日巨人戦 奪三振増 投手に力強さ (11/5)

     横山投手コーチが1年前の就任会見で発した所信表明に昭和の薫りを感じていた。「打たせて取るよりも三振を狙う意識を持ってほしい」。打者の手元で動く変化球で凡打を誘うのが主流の今、時代に逆行するかのような...

  • 11月4日巨人戦 「凡打生かす」来季こそ (11/4)

     凡打を生かす攻撃が増える―。そんな期待を抱いたのは日南春季キャンプであった初の紅白戦だった。無死一、二塁で会沢が飛距離十分の右飛を放ち、二塁走者を三塁へ進めた。「まさか最初の実戦で(進塁打のサインが...

  • 11月3日巨人戦 坂倉の捕球に成長の跡 (11/3)

     坂倉からキャッチングの悩みを聞いたのは1年前の日南秋季キャンプだった。「投球を上から捕ってしまうのが一番駄目。ワンバウンドの反応も遅れる」。取り組んだのは基本の反復。連日午前8時からブルペンでマシン...

  • 11月1日中日戦 起用に配慮、守護神復活 (11/1)

     あの接戦でフランスアはなぜか出てこなかった。10月29日のヤクルト戦。同点の十回に登板したのは中田だった。走者を出しながら何とか切り抜け、胸をなで下ろしたが、守護神をマウンドに立たせないのは不思議だ...

  • 10月31日中日戦 「当たり前」貫くプライド (10/31)

     目的のない旅が始まった。巨人が優勝した10月30日の夜、鈴木はこう口にした。「どうやったら集中力を高めて試合に臨めるか、最近ずっと悩んでいた」。少し前まで上位にいるのが当然だった選手が見せたこの状況...

  • 10月30日中日戦 動揺誘った機動力野球 (10/30)

     見たかったカープの攻めをここに見た。最後の猛打爆発ではない。一回1死一塁、一塁走者田中の二盗が速い。そのスタートは、マウンドのロドリゲスが投球動作に入るよりも前。その自信から察するに、間違いなく投手...

  • 10月29日ヤクルト戦 50試合登板、飛躍の塹江 (10/29)

     塹江の練習している姿に頭が下がる。なぜならよく投げる。この日も救援陣のトレーニングを終えると一人だけ居残ってキャッチボール。30球ほど全力で投げ、横山投手コーチと右手の差し出し方を話し合っていた。そ...