カープ

球炎

  • 10月16日巨人戦 残り8戦、夢を見続けよう (10/16)

     夢想は、ファンの権利である。閉じ込めていた記憶をノックする。連覇がついえた2019年。広島は終盤、優勝の目がほぼなくなると負け続けた。最後の6試合を1勝5敗。6連勝で締めくくった阪神にひっくり返され...

  • 10月14日DeNA戦 次代の大砲 林の積極性 (10/14)

     時代とともに野球は変わる。ブラッシュアップされていく。三振か、ホームランか。昨今、どのチームも打撃スタイルが大味な傾向へと移りつつある。3ボール、0ストライク。少し前なら、このカウントで大振りできる...

  • 10月13日DeNA戦 見応えある鈴木の打席 (10/13)

     私は、根気強い野球観戦者ではないかもしれない。大敗が決定的な展開。27個目のアウトを奪われるその瞬間まで、観客席に座っていることが難しく、帰路に就きたくなる。6点差負けのこの夜、カープを応援する多く...

  • 10月12日DeNA戦 うかうかできぬ世代交代 (10/12)

     4年前のあの夜の気持ちを、会沢は今も覚えている。「やばいな、と思いましたよ」。2017年10月26日のドラフト会議。広島が高校生捕手の中村奨を1位指名の抽選で引き当てたからである。

  • 10月10日巨人戦 坂倉成長、気になる来季 (10/10)

     坂倉にとって、プロ入り後最も大きな山あり谷ありの1カ月であったに違いない。規定打席に達し、初のサヨナラ弾を放って打率リーグ1位に躍り出たのは先月7日。その後は26打席連続無安打で、打率は3割を割り込...

  • 10月9日巨人戦 課題の救援陣、続く強化 (10/9)

     六回に始まった救援リレーで菊池保とバードに出番は訪れなかった。2人に共通するのは前日まで2連投。今季、首脳陣は3日連続で登板する3連投を極力控える。故障のリスクを下げたいという狙いがある。3連覇を支...

  • 10月8日巨人戦 苦悩の大瀬良を救った言葉 (10/8)

     大瀬良はこの夏、これまで味わったことのない苦しみの中にいた。4月に右脚を痛めたが、体が万全ではないことは経験がある。勝てないことだって今まであった。周囲から掛けられる言葉が心に刺さった。「キャプテン...

  • 10月7日中日戦 若き打線の宿題、鮮明に (10/7)

     高校2年の3学期は、高校3年の0学期だという。ペナント追い込みのこの時季、広島も来季への学びが欠かせない。この日学習したのは、五回の「4」。走者をためて、ドカンと一発。たくさんの点を取るには、これが...

  • 10月6日中日戦 黙して語らぬ「菊池の力」 (10/6)

     そのダイビング捕球にはもはや驚かない。3―1の四回、木下が放った中堅に抜けそうな打球に菊池が飛び付いた時だ。直後、体をひねってまるで間に合わない一塁へ投げた動きには、驚かざるを得なかった。諦めない。...

  • 10月5日中日戦 勝負にこだわる姿勢を (10/5)

     深い秋の訪れは、采配が示した。110球を投げていた中日の柳が同点の八回も続投。最多勝争いをする右腕に何とか白星を―。そんなベンチの思いがちらりとのぞく。個人記録が重くなる季節がやってきた。