カープ

球炎

  • 10月24日阪神戦 頼りなさに寂しさ募る (10/24)

     完敗して、疲労困憊(こんぱい)した。七回、その差はまだ2点だった。守備陣に失策が相次ぎ、勝利が一気に遠のく。大敗へとつながった一つのスイッチ。それは追う展開だったこの時点で、鈴木をベンチに引っ込めた...

  • 10月23日阪神戦 集大成で意地見せたい (10/23)

     戦いが始まる前に、勝負は終わった。それは比喩でもなんでもない。アップ中、デーゲームの巨人勝利の一報が届き、Bクラスが確定。ここ13試合で10勝を挙げても、及ばなかった。それほどまで今年のカープは負け...

  • 10月21日ヤクルト戦 ベスト尽くす鈴木の姿 (10/21)

     鈴木は後悔の思いが強い。CS進出の望みをつなぐ今、脳裏をよぎるのは前半戦の不振。「僕が全然駄目だったので若い選手に負担をかけすぎた。最初からできていればもう少し違うチーム状況だった」。4番の胸にある...

  • 10月18日阪神戦 今こそ監督の勝負手を (10/18)

     9月、ヤクルトの高津監督が怒っている場面をテレビで見た。走者が塁間に挟まれた時の判定に対する不満で、審判に対する激しい抗議は15分も続いたという。ヤクルトの順位が最後まで今のままだったら、チームの熱...

  • 10月17日阪神戦 全力の宇草、追い風呼ぶ (10/17)

     たった一つの動きに、その選手の特長が出ることがある。3―0の六回1死満塁、坂倉が中飛を打った時だった。とても犠飛にはならない浅い当たりにもかかわらず、三塁走者の宇草は一度、スタートを切り、本気で本塁...

  • 10月16日巨人戦 残り8戦、夢を見続けよう (10/16)

     夢想は、ファンの権利である。閉じ込めていた記憶をノックする。連覇がついえた2019年。広島は終盤、優勝の目がほぼなくなると負け続けた。最後の6試合を1勝5敗。6連勝で締めくくった阪神にひっくり返され...

  • 10月14日DeNA戦 次代の大砲 林の積極性 (10/14)

     時代とともに野球は変わる。ブラッシュアップされていく。三振か、ホームランか。昨今、どのチームも打撃スタイルが大味な傾向へと移りつつある。3ボール、0ストライク。少し前なら、このカウントで大振りできる...

  • 10月13日DeNA戦 見応えある鈴木の打席 (10/13)

     私は、根気強い野球観戦者ではないかもしれない。大敗が決定的な展開。27個目のアウトを奪われるその瞬間まで、観客席に座っていることが難しく、帰路に就きたくなる。6点差負けのこの夜、カープを応援する多く...

  • 10月12日DeNA戦 うかうかできぬ世代交代 (10/12)

     4年前のあの夜の気持ちを、会沢は今も覚えている。「やばいな、と思いましたよ」。2017年10月26日のドラフト会議。広島が高校生捕手の中村奨を1位指名の抽選で引き当てたからである。

  • 10月10日巨人戦 坂倉成長、気になる来季 (10/10)

     坂倉にとって、プロ入り後最も大きな山あり谷ありの1カ月であったに違いない。規定打席に達し、初のサヨナラ弾を放って打率リーグ1位に躍り出たのは先月7日。その後は26打席連続無安打で、打率は3割を割り込...