【1989年連載「'89カープ ルーキー登場」】 <8> 佐藤裕幸(内野手)=ドラフト2位
2020/8/20 19:36
▽強肩・広い守備範囲 光る
色白だが、いかにも九州人らしく気の強そうな顔をしている。学校の関係で、日南キャンプに合流したのは10日だった。張り切りすぎて、16日の守備練習で右脚太ももに肉離れを起こした。ジョギング程度はできる軽症だが、せっかくの金の卵を壊しては、と首脳陣も大事をとって、バント練習とティーバッティングしかやらせていない。
(ここまで 169文字/記事全文 1222文字)

この記事の写真
あなたにおすすめの記事
球団70年を彩った男たちの最新記事
-
【2011年連載「赤ヘル ルーキー群像」】 <1> 岩見優輝(投手)=ドラフト3位 (3/2)
▽フォーム・球歴 異彩放つ フォームも変則なら、野球人生も変化に富む。大阪から、遠く離れた公立の熊本工高へ一般入試で進学。ドラフト上位指名が確実視されていた亜大時代は、プロの誘いを断って大阪ガスに入...
-
【2010年連載「羽ばたけ! 野村カープ1期生」】 <8> 川口盛外(投手)=ドラフト6位 (2/27)
▽悲願のプロ 一球入魂 24歳、大の大人が胸を張って言う。「人生で今が一番幸せです」。その表情に照れなど一切ない。「誰かに見てもらえて、応援してもらえる。こんな幸せなことはない」。夢見たプロの世界に...
-
【2010年連載「羽ばたけ! 野村カープ1期生」】 <7> 堂林翔太(内野手)=ドラフト2位 (2/26)
▽「日本一」に強いこだわり 「日本一」にこだわりがある。その過程で自分に何ができるか、何をすべきか。エース兼4番でつかんだ昨夏の甲子園優勝は、そんな思考と実践の徹底が生んだ勲章でもある。
-
【2010年連載「羽ばたけ! 野村カープ1期生」】 <6> 武内久士(投手)=ドラフト3位 (2/25)
▽度胸満点、夢は「大魔神」 グラブに刺しゅうされた「大魔神」の3文字。日米両球界で抑えの切り札として活躍した佐々木主浩氏の愛称をあしらった。プロで戦い抜く決意表明である。「大学からずっと抑えをやって...
-
【2010年連載「羽ばたけ! 野村カープ1期生」】 <5> 中村亘佑(捕手)=育成ドラフト2位 (2/24)
▽強肩と闘争心が武器 昨秋の入団テスト。神奈川・横浜商大高の金沢哲男監督に勧められて挑戦し、合格した。育成選手での契約だが「高校2年からプロを意識してきた。目指せるなら、目指したいと思っていたのでう...
-
【佐々岡カープ・キャンプ点検】<上>野手 凡打や走塁、つなぐ意識 [話題] (3/2)
-
羽月、開幕1軍へ走る 機動力を意識「一番力発揮しやすい」 [話題] (3/2)
-
森浦、開幕1軍見据え「全力を出す」 [話題] (3/2)
-
九里、開幕投手は来季以降に 「年間通してベストパフォーマンスを」決意新た [話題] (3/2)
-
「もう無理ですとは伝えた」 西川一問一答<上> [話題] (12/3)