カープ

全てを前向きに 選手を支えた「水本節」

2020/11/7 8:24

 ふがいない投球は叱る。打てないと反省を促す。それでも決して選手を突き放さない。2日に辞任が発表された水本2軍監督だ。いつも「あれも経験。これも経験」と繰り返していた。

 1日のウエスタン・リーグ最終戦でも「らしさ」を見せた。高卒1年目の玉村が初登板し、1死も奪えず6連打で4失点。「この悔しさを糧に頑張って、何年後かに笑い話にできたら最高じゃないか」。新人左腕に送ったのは、叱責(しっせき)ではなくエールだった。

 「勝ち負けは当然意識しなければいけない。でも、選手がどれだけ力を付けられるかが大事」。リーグ4位に沈んだ今季、1軍に定着した大盛や2軍で最多セーブを挙げた田中法ら、大きく成長した選手はいた。全てを前向きに捉え選手を支え続けた「水本節」。きっと、プロで生きる糧になる。(八百村耕平)


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