カープ

小窪、オファー待つ春 カープ退団、開幕まで3週間足らず

2021/3/9 6:46
プロ球団からのオファーを待つ小窪

プロ球団からのオファーを待つ小窪

 新天地への移籍を目指す元広島の小窪が、我慢の日々を送っている。開幕まで3週間を切り、プロ球団からのオファーはない。「今すぐ試合に出ろ、と言われても、プレーできるコンディションにしている」。35歳は孤独に体を鍛えている。

 ▽自ら鼓舞し鍛錬継続

 午前中は広島市内のグラウンドで専門学校の野球チームに交じり、フリー打撃やノックで技術練習。午後はトレーニングジムで筋力強化する。オープン戦が始まり、焦りは増した。「精神的にきついなと、ふと感じる時がある」と明かす。

 昨年11月、広島を自由契約になった。球団からは指導者などの打診もあった。迷いを振り切ったのはジムの鈴川卓也トレーナーから届いたメールだ。「ねばる!!」。開幕から打てなかった2019年4月9日、自らがトレーニング器具に記した言葉の写真。粘り強く戦った気持ちを思い返し、「選手として、まだいろいろ経験したい」と現役を諦めないことにした。

 新型コロナウイルス禍で各球団の新外国人選手が来日できない事情などに、かすかな望みを託す。「先行きが見えない中、いつまでもトレーニングを続けるのは難しいけど、今は期限を決めず、頑張りたい」。最後まで粘るつもりでいる。(五反田康彦) 


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  • 2年前に小窪がトレーニング器具に記したサイン

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