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コイ連敗脱出 中村奨、4年目で初安打 好走塁でファンをくぎ付け

2021/4/16 22:24
五回、広島無死、中村奨(右)がプロ初安打となる左翼線二塁打を放ち、二塁塁上でガッツポーズする

五回、広島無死、中村奨(右)がプロ初安打となる左翼線二塁打を放ち、二塁塁上でガッツポーズする

【中日3―7広島】(16日、バンテリンドームナゴヤ)

 広島が連敗を3で止めた。一回に菊池涼介の先頭打者本塁打で先制。同点とされた後の三回には鈴木誠也が勝ち越し3ランを放った。投手陣では遠藤淳志が四回途中3失点で降板して以降、中継ぎ6投手がゼロに抑えて逃げ切った。

 日本中を沸かせたあの夏から4年。中村奨成にやっと春が来た。今季初の1軍昇格でプロ初先発。プロ初安打と好走塁でファンの視線をくぎ付けに。3連敗中のチームに爽やかな風を吹かせた。

 2軍では多く打席に立つため外野や三塁にも挑戦し、この日は「2番・左翼」で出場。空振り三振と四球の後の3打席目だった。五回無死、フルカウントから内角高めの球を左翼線にはじき返し、プロ初安打となる二塁打。その後の2死二塁では、会沢の二塁強襲安打で二塁からスピードを落とさず一気に本塁を陥れた。守備でも二つの飛球を無難に処理した。

 長い冬を経て、ついに芽が出た。1年目はプロの壁にぶち当たり、2年目は故障続き。3年目の昨季は初めて1軍を経験したが、全て代打で4打数無安打に終わっていた。「後がない。ゆっくりしていられる時間もない」と期していた4年目。巡ってきたチャンスを一発でものにした。

 ようやく踏み出したプロでの一歩。入団会見で口にした目標は「早くカープの看板選手になりたい」だった。先行していた期待値に追い付けるまで、ここからのプロ生活を諦めずに駆け抜ける。


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