カープ

コルニエル、なるか「球速160キロ」

2021/4/23 9:14

 1万3千キロ以上離れた国からやってきた右腕は今、チームで最も「大台」に近い男である。「状況次第だけど、いきたい」。そう言ってにやりと笑うのは、ドミニカ共和国カープアカデミー出身のコルニエルだ。

 大台とは、日本球界ではなかなかお目にかかれない「球速160キロ」である。15日の阪神戦(甲子園)では最速159キロをマークし、あと1キロに迫った。昨年9月に育成契約を結び、ことし3月に支配下契約。とんとん拍子で出世の階段を駆け上がる。

 かといって直球一本やりでもない。「直球とスライダーだけは駄目。そこにフォークも増やしていきたい」と冷静だ。夢の数字に惑わされず、クレバーさも併せ持つ25歳。ジャパニーズドリームをつかむ日は、そう遠くないに違いない。(友岡真彦)


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

赤ヘル24時の最新記事
一覧

  • 自信を付けた羽月、チームで大きな存在に (5/8)

     1年前の春の由宇球場。外周を1人で走る羽月の姿があった。死球を受けて鼻を骨折。2週間ほど練習に参加できず、遅れを取り戻そうと必死だった。「小柄な自分はただでさえ、他の人よりも練習しなきゃいけないのに...

  • 14年目でたどり着いた千試合 松山の挑戦は続く (4/27)

     記録ラッシュの東京遠征だった。高橋昂は1031日ぶりの勝利を挙げ、鈴木は球団歴代2位の若さ(26歳8カ月)で通算150本塁打を達成した。その華々しさに隠れがちではあるが、松山の千試合出場も立派な数字...

  • コルニエル、なるか「球速160キロ」 (4/23)

     1万3千キロ以上離れた国からやってきた右腕は今、チームで最も「大台」に近い男である。「状況次第だけど、いきたい」。そう言ってにやりと笑うのは、ドミニカ共和国カープアカデミー出身のコルニエルだ。 大台...

  • 栗林、初のウイニングボールは愛妻との宝物に (4/20)

     新人の栗林は、初セーブを挙げた3月27日の中日戦の後に一瞬、不安をのぞかせた。妻の沙耶さんが、ウイニングボールを受け取ってくれるかどうか。「とりあえず『要る?』って聞いてみますけど、気を使うタイプな...

  • 大道、高橋昂の「ファン」を自称 (4/16)

     新人の大道が「ファン」と自称する選手が、チームメートにいる。同級生で5年目の高橋昂だ。 埼玉・春日部共栄高時代に、花咲徳栄高の高橋昂と2年秋、3年夏に県大会で投げ合い、いずれも敗れた。湧き上がったの...