カープ

自信を付けた羽月、チームで大きな存在に

2021/5/8 7:58

 1年前の春の由宇球場。外周を1人で走る羽月の姿があった。死球を受けて鼻を骨折。2週間ほど練習に参加できず、遅れを取り戻そうと必死だった。「小柄な自分はただでさえ、他の人よりも練習しなきゃいけないのに」。その言葉からは自信のなさが垣間見えた。

 この1年で、表情は大きく変わった。1軍に定着し、スタメン出場も増えている。初球からスタートするなど盗塁の思い切りもいい。「昨季と違うのは勇気。今年は、どんどん勝負していきたいと思うんです」と堂々としている。

 機動力を重視するチーム方針に「一番、自分の力を発揮できると思う」と追い風を感じている。自信を付けた21歳は、チームで大きな存在になりつつある。(八百村耕平)


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