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「カピバラ3兄弟」次男の大瀬良、戦力外通告の長男今村の登場曲で奮起し9勝目

2021/10/14 22:18
【広島―DeNA】6回2失点で9勝目を挙げた大瀬良

【広島―DeNA】6回2失点で9勝目を挙げた大瀬良

【広島5―3DeNA】(14日、マツダ)

 広島東洋カープが逆転勝ちし、借金を再び9とした。先発の大瀬良大地が四回に先制を許したが、直後の四回に鈴木誠也が35号ソロを放って追い付いた。五回に小園海斗、西川龍馬の連続適時打で勝ち越し、六回にも2点を追加した。

 投げては大瀬良が6回6安打2失点で9勝目。2点差の九回は栗林良吏が3人で抑えて33セーブとした。

 負けるわけにはいかなかった。普段は背中で引っ張る大瀬良が、表情を険しく保ち、気持ちを出した。6回を投げ6安打2失点の好投。7三振を奪い、9勝目を挙げた。前回登板から中5日。抜群の投球ではなくても、勝つことだけを追い求めたマウンドだった。

 「この星に生まれ、生きる♪」―。入団以来、同じだった登場曲を変えた。この日、球団から来季の契約を結ばないことを通告された今村猛が使う曲だった。覚悟を決めた大瀬良は、四回に3安打で先制を許したが、打線が逆転した後の五、六回は粘りの投球。同点、逆転を許さなかった。

 同じ長崎県出身で同学年。長崎日大高時代は清峰の今村としのぎを削った。2009年の夏の県大会はセンバツ優勝の清峰を破るなどし、甲子園に出場。高卒でプロ入りした今村に導かれるように、4年後、同じドラフト1位で広島のユニホームに袖を通した。

 大地と猛で呼び合う仲。互いに「他の選手とは違う存在。あいつがいたから今の自分がある」と話す。ファンからは一岡竜司を含めた「カピバラ3兄弟」としても親しまれた。厳しい世界なのは百も承知。感謝とエールと惜別と。大瀬良は白星にすべてを込めた。

<写真>戦力外通告受け涙にじませる今村や中村恭

<中村恭の一問一答>「夏くらいから厳しいかも、と」

<今村の一問一答>「どんなに悪くても応援して下さる方がいた」

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