カープ

七回一挙7点、消えかけた逆転CSの望みつなぐ

2021/10/21 23:06
【ヤクルト―広島】七回、広島無死一、二塁、宇草が中前適時打と敵失で一気に生還しグータッチする

【ヤクルト―広島】七回、広島無死一、二塁、宇草が中前適時打と敵失で一気に生還しグータッチする

【広島11―7ヤクルト】(21日、神宮)

 逆転でのクライマックスシリーズ進出(CS)を目指す広島東洋カープが逆転勝ちし、CSへ望みをつないだ。

【動く勝率グラフ】接近する広島と巨人

 3―6の七回に7安打で逆転。八回には西川龍馬の適時二塁打で突き放した。先発大瀬良大地は四回途中6失点と崩れたが、救援陣が1失点でしのいだ。

 閉じかけた奇跡の扉を全員でこじ開けた。3―6の七回に打者11人の猛攻で7得点し、試合をひっくり返した。逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ一試合も落とせない中、かすかに残る希望をつないだ。

 若きリードオフマンの快走が流れを変えた。無死一、二塁。宇草が田口のカットボールを捉えて中前へ運んだ。打球を中堅手の塩見が後逸する間に一気に加速し、同点のホームを踏んだ。「つなぐ気持ちでいった」。エース大瀬良が試合をつくれず、沈みかけていたベンチを活気づける一打となった。

 続く小園の中前打で田口をマウンドから引きずり降ろすと、打線はさらに勢いづいた。1死一、三塁とし、坂倉が勝ち越しの右前打。「みんながつないでくれた。続くことができてよかった」と喜んだ。さらに菊池と会沢も続いてリードを広げた。

 3位巨人との差を3に縮めた。逆転CSへの道のりは依然険しい。残り2試合で巨人が1勝すれば、残る5試合に全勝しても勝率で上回ることができない。「巨人のことはおいておいて、うちはうちの野球をやる」と佐々岡監督。一体感を合言葉に奇跡を起こす。


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