コラム・連載・特集

  • 水野有子(みずの・ゆうこ) 誰もが幸せに (2/4)

     皆さんは、裁判所というと、新聞に載っているような耳目を集める難しい事件について法的に判断し、判決を言い渡すところとお考えかもしれません。しかし、裁判所の役割はそれだけではありません。家庭裁判所では、...

  • 清水雄策(しみず・ゆうさく) 町角での雑感 (2/3)

     欧州では古い建物や町並みがよく維持、保存されている。日本からの観光ツアーでは、世界遺産として登録されている箇所にどれだけ訪れるのか、その数を強調したものをよく見かけるが、それ以外に見るべきものが多い...

  • 迫勝則(さこ・かつのり) ガッツと虎太郎 (1/31)

     2023年。広島国際学院大学が55年の歴史の幕を閉じる。私は04年から8年間、この大学の教壇に立った。なかでも忘れられないのが、ガッツ石松とともに苦労を重ねた教育改革だった。

  • 高島俊思(たかしま・しゅんじ) 移住した島の「親」 (1/28)

     安芸灘とびしま海道の下蒲刈島(呉市)に移住して6年がたった。周囲では誰一人知る人がいなかった島への夫婦でのIターンは、少し緊張感を持った挑戦だった。移住して早々の4月初め、夕飯時に「ピンポーン」とチ...

  • 鈴木郁子(すずき・いくこ) 広島移住10年目に想う (1/27)

     昨年は私にとって、10年前に行動した想(おも)いが、確信に変わった年だった。つまり、東日本大震災で何かの終わりを感じて生き方・働き方を変えてみたものの、本当にこれで良かったのか、これからもこの方向で...

  • 丸本莉子(まるもと・りこ) 母と私 (1/24)

     音楽活動を始めて13年になる。「私の歌で世界を変えたい」―そんな漠然とした夢を持って高校時代からギターで弾き語りをし、21歳で上京した。とてもありがたいことに5年目でメジャーデビューをし、数多くのC...

  • 多賀秀敏(たが・ひでとし) 格差の確認と表現 (1/21)

     社会科学を研究していると、何かにつけ「格差」の検討が重要な課題になることが多い。南北問題の分野など格差そのものが全体の主題ですらありうる。[日本社会=格差社会]として記述している論考も数多い。そうい...

  • 藤井茂(ふじい・しげる) 笠岡の宝カブトガニ (1/20)

     笠岡市の大島、神島(こうのしま)の両地区に挟まれた狭い海域は瀬溝(せみど)と呼ばれ、奈良、平安時代から舟の風待ち、潮待ちをする景勝地でした。地元の私たちが子供のころカブトガニと遊んだ場所でもあります...

  • 加地信幸(かぢ・のぶゆき) 重度障害児のスポーツ (1/14)

     重度の身体・知的障害がある子どもたちには、日常生活の上で医療的ケアが必要なケースもある。吸引、管を使った栄養注入、酸素療法などだ。そんな支えが必要な子どもや家族に、障害に合わせてルールや用具、指導法...

  • 藤本真弓(ふじもと・まゆみ) 子に残すもの (1/10)

     緩和ケア医をしている。四半世紀の間、多くの人々の人生の締めくくりに関わった。さらに家族の方々の生きざまも見せていただいた。私自身が折り返しを過ぎ、人生の店じまいを考える年頃になった。どんな終わり方を...